★【甘味処】仙台名物スイーツと言えば「ずんだ餅」!創業140年の「村上屋餅店」で三色餅を味わう! | たみ散歩~いつでもどこでも働ける、フリーランスという生き方~

★【甘味処】仙台名物スイーツと言えば「ずんだ餅」!創業140年の「村上屋餅店」で三色餅を味わう!

明治10年(1877)創業の仙台が誇る“伊達美味(だてうま)”グルメのずんだ餅を作り続ける「村上屋餅店」。初代店主は仙台藩伊達家の御用菓子司を務めおり、現在は4代目・村上康雄さんがその味を受け継ぎ昔と変わらぬ味を守り続けています。

ずんだ餅と言えば宮城県仙台市の郷土料理としてお馴染みで、"ずんだ"と呼ばれる枝豆をすりつぶして作った緑色のペーストを餡として用いる和菓子のことです。枝豆のスイーツというと、どんな味になるのかイメージが湧きにくいかと思いますが、これが癖になるほど美味しくて絶品なんです。

「ずんだ」の語源は、豆を打つ「豆打(づだ)」がなまった説など諸説あるようです。仙台の老舗餅店では「ずんだ」でなく「づんだ」と書くのが伝統。

お店に着くと、既にそのずんだ餅を求めてお客さんが列を成しています。持ち帰りのお客と店内のイートインスペースで食べるお客のがいるので、店員さんに店内で食べますと告げ、待つことにしました。イートインスペースは12席と限られているため、なかなか順番が回ってきませんでしたが、30分ほど待つとようやくお席に着くことが出来ました。

メニューは、

・三色餅(づんだ・ごま・くるみ) 640円
・づんだ餅 610円
・くるみ餅 600円
・ごま餅 600円
・つぶしぜんざい(つぶ餡) 590円
・通しぜんざい(こし餡) 560円
・田舎しるこ(つぶ餡) 570円
・ご膳しるこ(こし餡) 550円
・いそべ餅 510円
・三色おはぎ 530円
・三色団子 425円
・アイス珈琲・紅茶 300円
・ホット珈琲・紅茶 280円

など、づんだ餅以外にもぜんざいやお汁粉も食べることができます。何にしようかしばらく考えましたが、づんだ、ごま、くるみが味わえる三色餅を注文しました。

 

三色餅(づんだ・ごま・くるみ) 640円

 

左からくるみ、づんだ、ごま餅です。

まずは、仙台名物づんだ餅を頂きたいと思います。

 

 

第一印象はこれが枝豆!?ビールのお摘みという印象の枝豆からは想像もつかないような甘いスイーツ。お餅には宮城県産もち米「みやこがね」を使用し、餅米を搗いて作っており、もっちりとした非常にまろやかな感覚です。しっかりとしたコシで粘り気もあり、癖になりそうな味わい。

づんだの枝豆のクリーミーな餡には枝豆の風味を生かすために、やや甘味が控えられており、餡のつぶつぶ感とお餅の滑らかな舌触りが口の中で程よく溶け合い、食べながら思わずうっとりとしてしまうほどです。

こちらはくるみ餅。

 

 

この滑らかさは一体どこから来るんだろう。くるみの香りが微かに鼻腔を擽り、上品な甘さとまるでスキーのゲレンデを滑るかのような滑らかさを持ち合わせています。くるみ餅は餅でその餡を"くるむ"という感覚でしょうか。

最後は黒ダイヤのようなごま餅。

 

 

づんだ、くるみと比べると味が濃厚ですが口の中でとろけるようです。それが決して重たさを感じずごまの芳醇な風味がバランサーの役割を果たし、一口食べる毎に口の中に広がる深い味わいに、ただただ感銘すら覚えてしまいます。

あっさりなくるみ餅と、濃厚なごま餅、その中間のお味がずんだ餅といった感じでしょうか。三色餅とはよく考えられたものです。

 



仙臺いろは - SENDAI IROHA -チャンネルに「村上屋餅店」が紹介されていました。

 

 

如何でしょうか。「村上屋餅店」はずんだ餅だけでなく、づんだ大福やトマトやイチゴなど季節の素材を使った季節限定品を多く手掛け日々新しい新商品を生み出す「村上屋餅店」は常に次はどんなお菓子が在るんだろうと訪れるたびにワクワクさせられること間違いなしです。

皆様も是非、ずんだ餅を味わってみてください。

 

店名:村上屋餅店
住所:宮城県仙台市青葉区北目町2-38
TEL:022-222-6687
営業時間:9:00~18:00
定休日:不定休、月曜日は定休
備考:

【味】
★★★★★
【価格】
★★★☆☆
【雰囲気】
★★★★☆
【サービス】
★★★
【混雑】
★★★★

 

お次は「厚くて柔らかいぷりっとした牛タンの希少部位「芯たん」!「伊達の牛タン本舗」で極厚芯たんを味わう!」をお届けするのでお楽しみに!

written by たみと(たー)