【中華料理】ちゃんぽんと皿うどんの元祖!長崎名物「四海樓」のちゃんぽんを食す! | たみ散歩~いつでもどこでも働ける、フリーランスという生き方~

【中華料理】ちゃんぽんと皿うどんの元祖!長崎名物「四海樓」のちゃんぽんを食す!

稲佐山で1,000万ドルの夜景を眺めたあと(記事はこちら)、向かったのはちゃんぽんと皿うどんの元祖で有名な「四海樓」へ。

ちゃんぽんは、そもそも四海樓の初代店主である陳平順が支那饂飩(しなうどん)として考案したものがルーツなんです。それが「ちゃんぽん」と呼ばれるようになり、長崎で最も親しまれる大衆料理へと発展して、いまやちゃんぽんは日本の代表的な食べ物として親しまれ現在に至っています。

四海樓はなんていっても驚くのが、グラバー通りにある長崎港を臨む5階立ての展望レストラン。2階には、ちゃんぽんのミュージアムまであり、ちゃんぽんの秘密や歴史を知ることができる総合テーマパークのような面持ちをしてます。

お昼はランチコースが用意されており、3F、4Fで食べることができますが、なんといってもここは展望レストランが人気です。せっかくなので展望レストランで食べようと思ったのですが、お昼時だったこともあり、5Fへ向かうエレベーター前から人だかりが出来ていました。

エレベーターガールの方に聞くと、最低1時間待ちは覚悟してくださいとのこと。折角なのでちゃんぽんのルーツを探るために待つことにしました。1時間半は待ちましたでしょうか。
 
その待望のちゃんぽんがこちら。
 
ちゃんぽん 972円
 
まず、錦糸卵が豪快にトッピングされていることに驚きます。具は豚肉、キャベツ、もやし、木耳、蒲鉾、人参、エビ、タコ、アサリが入っていますが、具は江山楼など他のちゃんぽんに比べるといささか少ないと言わざるを得ません。それより残念なのが野菜に全くシャキシャキ感がないこと。某チェーン店の野菜たっぷりちゃんぽんのシャキシャキ感が恋しくなります。えーん
 
スープは、丸鶏と豚骨と鶏骨を3~4時間かけて炊き上げた白濁スープ。癖が無くあっさりとしていますが、味に物足りなさを感じます。
 
 
麺は、太麺で小麦粉に唐灰汁(とうあく)を入れて作った独特のものです。もっちりとした食感が楽しめます。

炒飯も食べてみました。
 
炒飯 972円
 
綺麗に丸く盛られたチャーハンは、パラパラだけどしっとり。卵がしっかりとご飯と絡んでおり、ちゃんぽんに比べると、納得の行く味わいでした。

四海樓のちゃんぽんを食べていて改めて感じたのは、某チェーン店のちゃんぽんのクオリティ。海鮮ちゃんぽんなどは15種類もの具材が入っていてあのお値段で提供されていることには恐れ入ります。正直言うと、僕はそちらのちゃんぽんのほうが美味しいと思います。
 
 
現在、長崎市内には、ちゃんぽんを提供するお店の数は千件を超えると言われています。日本全体だとどのくらいでしょうか。その玉石混交のちゃんぽんには方言もあるでしょうし、地域によって味の好みももちろん違うでしょう。しかし、そのちゃんぽんのルーツを探る上で、この四海樓のちゃんぽんを一度食べてみるのは語源を探るようなもので貴重な体験かもしれません。
 

今回は、皿うどんは食べませんでしたので、次回はそのルーツを味わってみたいと思います。
 
採点はあえて致しません。まあ理由は察して頂けると有難いです。
 
 

店名:四海樓
住所:長崎県長崎市松が枝町4-5
TEL:095-822-1296
営業時間:11:30~15:00、17:00~21:00(20:00 L.O.)
定休日:不定休(火曜日が多いとか)
備考:

【味】
-
【価格】
★★★☆☆
【雰囲気】
★★★☆☆
【サービス】
★★★☆☆
【混雑】
★★★★★

 

written by たみと(たー)