介護者の為の祈り 〔ルドルフ・シュタイナー〕 | 瑞霊に倣いて

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  『霊界物語』が一組あれば、これを 種 にしてミロクの世は実現できる。 
                            (出口王仁三郎)  

 

・介護者の為の祈り  〔ルドルフ・シュタイナー〕

  輝く明るさの中
  心の中に
  人間のもつ
  人を助ける意味が宿る

  あたためる力の中
  心の中で
  人間のもつ
  人を助ける力が働く

  それ故に、魂の全き意志を
  心のあたたかさと
  心の光の中で
  担わせてください

  それ故に、私たちは
  救済を
  救いを求める人々にもたらします
  神の恵みの意味によって

    (ルドルフ・シュタイナー)

       (小林直生「死ぬことと生きること」涼風書林より)

 

*シュタイナーの最晩年(1924~1925年)、彼の主治医であったイタ・ヴェークマンは看護師養成学校の設立を計画していました。この祈りはその時に、シュタイナーから看護師たちに与えられたものです。職業的看護師のみならず、家庭で老人や病人の介護を行っておられる方々にとっても、力となってくれる祈りだと思います。またこの本の中では、他にもシュタイナーによる「病気の際に念ずる言葉」「死者への祈り」などが載せられています。