伝染病は悪霊のしわざ | 瑞霊に倣いて

瑞霊に倣いて

  
  『霊界物語』が一組あれば、これを 種 にしてミロクの世は実現できる。 
                            (出口王仁三郎)  

 

・流行性感冒

 

 “本年(昭和九年)も大分流行性感冒がはやるようであるが、戦争と流行性感冒はつきものである。あれは霊の仕業である。近年、満州事変、上海事変などで多くの戦死者を出したが、それに対して、禊(みそぎ)の行事が行われていない。禊の行事の大切なることは霊界物語に詳しく示しておいたが、昔はこの行事が厳格に行われたから、戦争などでたくさんの死者があっても地上波時々に清められて、流行性感冒のごとき惨害からまぬがるることを得たのであるが、今の人たちは霊界のことが一切分からず、禊の行事などのある事をすら知らぬ人たちのみなるがゆえに、邪気充満して地上は曇りに曇り、濁りに濁り、爛(ただ)れに爛れて、眼を開けて見ておられぬ惨状を呈しているのである。気の毒にもこうした事情を知らぬ世間の人々は、医師や薬にのみ重きをおいて、焦心焦慮しているのであるが、霊よりくる病気を体的にのみ解せんとするのは愚である。

 禊の行事の偉大なる効果を知る人は凶事あるごとに常にこれを行うべきである。さすれば一家は常にほがらかでめったに病気などには罹らぬものである。(昭和九年三月)”

 

          (「玉鏡」より)

 

・伝染病根治法

 

 “伝染病はすべて悪霊のなす作用であるから、それを根絶しようと思えば、年に一度くらい餓鬼に供養してやるとよい。団子を作り河べりにおいて叮嚀に慰霊祭をすれば、決して悪病は蔓延せぬものである。(昭和二年十一月)”

 

          (「水鏡」より)