「いい人」は苦しくなる

 

私たちは幼い頃から、

 

「人に迷惑をかけない」

「空気を読む」

「協調する」

 

ことを美徳として教えられてきました。
 

その結果、真面目で誠実な人ほど、周囲の期待に応え続ける生き方を選びやすくなります。

 

しかし、その延長線上に待っているのが、
 

「いい人=都合のいい人」になってしまう構造です。

 

断れない。
本音を言えない。
頼まれると引き受けてしまう。

 

一見すると優しさのようですが、内側では疲弊が進みます。
 

なぜならそこには、自分を基準にした判断が存在していないからです。

 

他人の評価や期待を優先し続けると、
「自分がどう感じているか」よりも、
「どう見られるか」が判断軸になります。

 

この状態が続くと、満たされなさは静かに蓄積していきます。
 

そしてある日、ふとこう思うのです。

 

「自分の人生なのに、どこか他人の人生を生きている気がする」

 

この違和感こそが、自信が外に預けられているサインなのです。

 

 

 

小さな成功を積み重ねても

自信が育たない理由

 

世間ではよく、
 

「小さな成功体験を積み重ねましょう」
 

と言われます。

 

確かに行動の習慣づけには役立ちます。
 

しかし、それが本当の意味での自信につながらない人も多いのが現実です。

 

なぜでしょうか。

 

それは、成功体験型の自信が「結果」や「評価」に依存しているからです。

 

・うまくいったから自信が出る
・褒められたから安心する
・認められたから価値を感じる

 

この構造では、失敗した瞬間に自信は揺らぎます。
評価されなければ、不安になります。

 

つまり、自信の根が外側にある状態です。

 

過去のブログでは繰り返し書いてきましたが、
人は「外から満たそう」とすると、必ず不安定になります。

 

結果・比較・評価を基準にした自信は、条件付きの自信にすぎません。

 

そして条件付きの自信では、「都合のいい人」から抜け出すことはできないのです。

 

 

 

仏性をインストールする

という考え方

 

では、どこに自信の根を置けばよいのでしょうか。

 

ここで登場するのが、仏性をインストールするという考え方です。

 

仏性とは、もともと誰の中にも備わっている、
「そのままで存在してよい」という根拠です。

 

努力して獲得するものではありません。
条件を満たして得られるものでもありません。

最初から、持っているものです。

 

にもかかわらず、多くの人は、
 

・役に立たなければならない
・期待に応えなければならない
・ちゃんとしていなければならない

 

という思い込みによって、自分の価値を後付けしようとします。

 

仏性をインストールするとは、
「自分の存在に、最初から許可を出すこと」です。

 

たとえば日常では、こう表れます。

 

・無理な頼みを断ってもよい
・疲れている自分を責めない
・納得できないことに頷かない

 

これは自己中心ではありません。
自分を基準に生きるというだけの話です。

 

ここに、初めて「静かな自信」が芽生えます。

 

それは、何かができるから生まれる自信ではなく、
在り方から生まれる自信です。

 

 

 

快を基準に生きると人は変わる

 

仏性を土台にすると、人生の判断基準が変わります。

 

「正しいか」よりも、
「自分にとって快かどうか」

 

「評価されるか」よりも、
「内側が静かかどうか」

 

この基準に切り替わると、
人は自然に「都合のいい人」から離れていきます。

 

無理をしない。
過剰に背負わない。
他人の感情を引き受けすぎない。

 

その代わり、
自分の感覚を丁寧に扱うようになります。

これは逃げではありません。
主体的な生き方への移行です。

年齢は関係ありません。
 

私自身も、「今さら自信など持てない」と思っていた側の人間です。

 

しかし、

 

仏性という視点を持ったことで、
「つくる自信」から
「思い出す自信」へと変わりました。

 

人は変われます。
条件をそろえたからではなく、
基準を変えたからです。

 

 

 

戻るときが来た

 

ここまでお読みくださった方は、すでに「他人基準で生きること」に違和感を持っているはずです。

 

それは弱さではありません。
戻る準備が整っているということです。

 

自分の感覚を、
自分の快を、
自分の静けさを、
人生の中心に置いてください。

 

そこから生まれる自信は、
崩れません。
奪われません。
比べる必要もありません。

 

 

 

あなたは

もう十分に持っている

あとは

自分にそれを許可するだけ!

 

 

 

いつもの「我軸食」

 

自分の軸を、強くしなやかに養い、自律的に生きるための食事を心がけます。ご先祖様、太陽、水、空気に感謝します。

 

それでは本日も、淡々堂々清々しく、快に生きましょう!