ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州を走っている地下鉄の車内でのこと。すっかりリラックスして眠ってしまっている様子の猫を発見したのはドイツ在住のパトリックさんでした。
そこで二つの席を占領し堂々と眠る猫。隣の席へ人がやってくればきちんと席を詰め、そのまますやすや眠っています。
ここまで人になれている様子の猫ですから、この子はきっと飼い猫で、近くに飼い主さんがいるのでは・・・と思ったパトリックさん。ですが、あたりを見渡しても飼い主さんらしき人は見当たりませんでした。
ここまで人になれている猫。もしかすると飼い主さんとどこかではぐれてしまったのでは・・・
「この子を探している人がきっといるはず」
そう思ったパトリックさんはFacebookで呼びかけてみたのです。
“猫がいなくなって困っている人へ。その子は今、S1線で移動中なので問い合わせてみて”
パトリックさんのこの呼びかけがあっという間に、3万人以上のひとにシェアされ広がっていきました。
そしてこの猫、一旦は動物保護施設へ預けられたものの、無事に飼い主さんの元へと帰ることができたそうです!
ネットでの拡散力のすごさをここでも感じさせてもらった出来事だったのではないでしょうか。
それにしてもこの猫ちゃん、飼い主さんとはぐれてしまってもこんなに穏やかに眠っていられるなんて・・・
どれほどかわいがってもらえているのかが伝わってきますね。