日本人の主食はお米ですが、パスタも大人から子どもまで大好きな料理ですよね。
日本では、現在1世帯あたりのパスタ年間消費量の全国平均が約3キロ。
1食が80~100gとすれば、3キロは20~30食分、月に2~3回パスタを食べているぐらいになります。
意外と少ないですね。
さて、パスタ料理を作ると必ず「茹で汁」が残ります。
多くの人は、少しソースに足すぐらいで、あとは捨ててしまうのではないでしょうか。
実は、この「茹で汁」に意外な活用方法があるってご存知ですか?
本場イタリアで使われるこの「茹で汁」活用法とは…?
「パスタの茹で汁にはこんな活用法が!」
1、 パスタソースの仕上げに使う
これは皆さんもよく使われるのではないでしょうか。
茹で汁に含まれるたんぱく質が乳化剤の役目をして、ソースとパスタがよく馴染むのだそうです。
2、 パンやピザの生地に、水の代わりに茹で汁を加える
塩を加えた水が必要なイースト生地。茹で汁には塩が入っていますので、代わりに使えます。
3、 食器や鍋を洗うときに茹で汁を使う
茹で汁に含まれるサポニンが界面活性剤の働きをしてくれるそうです。
油汚れがきれいに落ちるので、節水にもなりますね!
4、乾燥豆などを戻すときに茹で汁を使う
乾物の豆を一晩水につけて戻す時に、茹で汁を使います。
5、足湯に使う
茹で汁に含まれるでんぷんが皮脂の汚れを取り除くそう。
また、アミノ酸が新陳代謝を促すので、角質除去やむくみにもいいと言われます。
6、髪のパック
冷ました茹で汁を、トリートメントのように髪になじませて、マッサージします。
5分ほどしたらよく洗い流します。
茹で汁に含まれるたんぱく質が、髪の組織と融合することで傷んだ髪を修復してくれ、またアミノ酸が髪の毛を柔らかくする働きをするそうです。
7、野菜を蒸すときに
パスタを茹でたら、パスタを取り出し、そのまま鍋に蒸し器を置けば、改めてお湯を沸かす必要がなく、経済的!
8、スープのベースに使う
スープにわずかなとろみがついて、美味しく仕上がります。
こんなにも茹で汁の活用方法があったのですね!
今まで捨ててしまっていたのがもったいないぐらいです。
アミノ酸やたんぱく質が含まれている茹で汁は、食すだけでなく美容にも使えるということに驚きました。
ぜひ、パスタ料理を作る際は活用してみでくださいね。