NYタイムのドル円は続伸。
8月米小売売上高は予想を下回ったものの、前月の数値が上方修正されたことから円売り・ドル買いが先行。
米国株相場が小高く始まり、米長期金利が上昇すると円売り・ドル買いが加速し、一時112.17円と7月20日以来の高値を付けた。
8月米鉱工業生産指数や9月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値がいずれも予想より良好な内容となったことも支援材料となった。
ただ、「トランプ大統領は貿易協議にかかわらず、
中国製品2000億ドルに追加関税の賦課を望む」との報道が伝わると、
米国株の失速とともに円買い・ドル売りが入り111.88円前後まで下押しする場面があった。
ユーロは反落。米経済指標が概ね良好な内容だったことから徐々にユーロ売り・ドル買いが優勢に。
欧州中央銀行(ECB)筋の話として「欧州景気に対するリスクは下方向」と伝わると、ユーロドルは一時1.1621ドル、ユーロ円も130.18円まで水準を下げた。
本日は日本が祝日で東京が休場。
取引が薄いなか、米トランプ政権による対中追加関税の発動を警戒する展開となる。
27、28日に予定されている米中閣僚級協議を前に、中国の通商政策の出方をけん制する狙いで、制裁を発動するとの見方が強まりつつある。
流動性の低さが、通常以上の振れにつながる可能性がある。
ドル円の下振れした場合に追随し、下値を売り込んで思わしくない水準で売りポジションを作ってしまったり、損切りしてしまったりしやすく、取引を手掛けにくい状況。
基本的に様子見姿勢で、中国株など他のアジア市場の動向をにらみながら、ニュースヘッドラインに目をこらしつつ、欧米の動きを待つ神経質な展開となりそうだ。
DZHフィナンシャルリサーチ抜粋
