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明けまして

おめでとうございます(^_^;)約3年ぶりですかね
見てる人はいないと思いますが、今年からちょこちょこ書いていこうかなと思ってますから、どうぞよろしくお願いします

第9話「次へ」

到着すると俺は両手を上げ夜中だということ忘れ

「よっしゃーー!」

と思わず叫んでしまった

ハッと我に返り辺りを見回し誰もいないことを確認して

「ふ~、良かった(汗・・・それにしても、あまりに早く着いたから我ながら驚いていたよ」

『どうだ、これなら大丈夫だろ』

「まさか体力を回復させることが出来るなんて思わなかったからビックリしたよ」

『これでも一応天使だからな、これくらいの芸当は朝飯前だ』

「こんなこと出来るなら最初から言ってくれたら良かったのに」

『最初にそれを伝えて甘えられても困るからな、それと帰りは回復させるつもりはないからな』

「えっ!?・・・つまりそれは、ペース配分を考えて走れってこと?」

『そういうことになるな、闇雲に走っていたんではすぐにバテることになるぞ』

「分かった、ゆっくり走ることにするよ」

こうして俺の修行の日々が始まった

行きは体力を回復しながら走り、帰りはゆっくり走って帰る

そんな毎日が続き、5月の半ばを迎える頃には最初、全力で走った時300メートルぐらいしか保たなかった俺の体力は500メートルぐらいまでは伸ばすことが出来るようになっていた

『なかなか体力もついてきたな、これなら次の段階に進んでもいいだろ』

「次の段階?」

『ああ、そうだ。確か近くに川があったよな、とりあえずそこに行ってもらおうか』

俺は家の前の川を指差し

「川ってそれのこと?」

『それじゃない、もっと大きな川だ』

「大きい川ってあれかな」

車で走って2分ぐらいの所に河川敷があったのを思いだしそこに向かって走り出した

「はぁ・・・はぁ・・・結構距離あったな・・・」

よく考えたら車で20分の距離だから相当なものである
着いたときにはフラフラだった

『さてと』

そう言ってライファーを俺の体力を回復させると、さらっと

『じゃあ川に入ってくれ』

こう言った

「か・・・川に!?」

暖かくなってきたとはいえ、まだ5月
水泳するにはまだ早すぎる季節だ

でもライファーのこと、もしかしたら川の水を温かくすることが出来るのではと思い俺は服を脱ぎ始めた

すると、

『おいおい、ただ膝の辺りまで入ってくれたらいいだけだから服は脱がなくていいぞ』

第8話「走」

「あそこまで!?」

俺はライファーが言った言葉に驚いた

前にも言ったが俺の生まれ育った土地はかなり田舎で、子供時代遊び場と言えば田圃や神社や川ぐらいしかなく当然山も近くにあり、その寺にもよく遊びに行っていた

確かによく行ってはいたが距離的にも10キロぐらいあり移動手段はもっぱら自転車で、自転車でも山道を登らないといけないので1時間は掛かる距離だったから、さすがに走って行ったことはなかった

それでもこの時の俺は

(ゆっくり走ればなんとかなるかな)

と思っていたのだがライファーの言葉は

『全力で走らんと家の連中が起きてくるまでに帰って来れないからそのつもりでな』

「エエ!・・・そんなことしたら途中でバテて倒れちゃうよ」

『大丈夫だ、心配するな。その時は俺がなんとかするからお前は安心して全力で走れ』

(なんとかすると言われても)

とは思ったが天使の言う言葉だと言うこともあり一応信じることにした

「よ~し、頑張るか!」

覚悟を決め俺は全力で走り出した

普通こんな時間に子供が外を彷徨いていたら補導されるのがオチだが、 街灯もなく月明かりだけが照らす暗い夜道を誰が歩いているわけでもなく俺以外誰もいないので何の心配もなく走ることが出来た、家族が起きてくる時間までに帰って来られるかということを除いてはだが

最初は軽快に飛ばしていたが、300メートルを過ぎた辺りで息も切れ、だんだんと足も重くなり、そしてとうとう立ち止まってしまった

「ハァハァハァ・・・」

『どうした、もう終わりか』

「ハァハァ・・・これ以上は・・・もう無理・・・ハァハァ」

『そうか、仕方ないな』

ライファーがそう言った瞬間、俺の身体は光に包まれ一瞬にして体力が全快した

「!?・・・あれ?苦しくない・・・疲れが吹っ飛んだ!」

『俺の力で体力を回復させたんだ、それなら走れるだろ』

「こんなこと出来たんだ」

『だから言っただろ、心配するなとな』

(こんなことが出来るなら最初から言ってくれたらいいのに)

と思いながら俺はまた走り始めた

全力で走る→疲れて止まる→回復する

を繰り返しながら走り続け普通なら2時間以上はかかるだろう距離を1時間足らずで走ることが出来た
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