まだまだ寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしですか。

昨日、今年の研修医への説明会に東京歯科大学に千葉校舎に行ってまいりました。

当日は天皇陛下の心臓バイパスの手術が行われており、何か自分の心に重なるものがありました。

手術をご担当した先生も最初は研修医だったのです。


私は研修医にいつも次の三つのことを伝えます。

【最初の三年がすべてを決まる。】・【一人前になるためには志と、思ったより多くの努力と時間を必要とする。】・【しっかりとした目的意識を持つ。】です。


しかし、大切なのはこれだけではありません。環境が整っていなければなりません。

その環境のうちでもっとも大切なのは「最初に巡り合った先輩と仲間」でしょう。

志と環境がそろったとき大きな人間が育つのでしょう。


今クリニックには、東京歯科大学千葉病院から野田先生と田中先生を迎えています。

二人とも志を持った感性豊かな先生です。大きく育つことを期待しています。


季節は今、梅が蕾を膨らませています。


長栄歯科クリニック 院長コラム


毎年、梅の蕾はいつも研修医と重なります。