2007/07/24

まだ本格的な夏も到来していないのに、少々疲れ気味の日が続いております。今年は9月16日に熊本で開催される日本口腔インプラント学会で、ランチョンセミナーを受け持つ事になったのですが、まだなにも準備が出来ないくらい忙しい毎日です。 
 そんな疲れ気味の私にも少しうれしい事がありました。待望の3D-CTスキャナー(ファインキューブ)が設置されたのです。
この最新歯科用コーンビーム3DーCTは、歯科治療を更に安全・確実にすすめるために、インプラントの術前検査や埋伏智歯の位置検査等の口腔外科・矯正歯科はもちろんのこと、顎関節検査・歯周病治療・一般の歯根治療など幅広い分野で活用でき、今までのレントゲンでは得られなかった膨大な量の情報を得られる様になりました。
 しかも医用X線ヘリカルCTに比べて放射線被曝量も低く約15分の1位におさえられ、分析ソフトも進化しています。その超高解像度に加え、3次元的形態をも把握することが可能となり、今まで判らなかったことが、より確かに判る様になりました。
 まさに、より高度になった検査・診断がこれからの歯科治療を大きく変えることになると思います。

長栄歯科のブログ