2007/09/17

昨日、熊本で開催された第37回「日本口腔インプラント学会」のランチョンセミナーが無事終了して、ほっとしているところです。後ほど、会場に入りきれない先生方がいらっしゃったと伺って少し驚いております。
前の日に馬刺しを食べたせいか(?)少し気合が入って予定時間を20分位オーバーしてしまいました。
今回の私の講演テーマは、この学会のテーマであります「専門性のあるインプラント治療」に合わせて、 インプラント治療を成功に導くために - 近年増え続ける口腔心身症とブラキシズムに対する臨床的対応 -という演題でお話させていただきました。
実は、この演題の内容は私たちが日常の診療の中で普段行っていて自然と集まったデーターから、ごく自然にお話ができた内容なので、よく講演で見うけられるいわゆる”掘り出し”ではないのです。
したがってすぐに臨床に活かせる内容であると思います。
また、骨再生手術に対しては3DーCT画像を動画に取り込み上顎洞に移植した骨補填材を鼻の方から三次元にみていただけたことで、臨床家の先生方にはつぎに活かせる内容になったと思います。
 
私たちを取り巻く環境は、日々変化しています。
この避けることの出来ないストレス社会は確実に人間を変えています。
口腔領域にも以前には見られなかったストレス症状が数多く表れています。
「口腔領域はストレスの発散の場である。」ということを常に頭に入れて、これからも臨床に取り組む必要があると思います。

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