2008/01/25

皆様、明けましておめでとうございます。
と言っても、もう一月も後数日で終わってしまいます。私たちの年代になると、毎日がまるで新幹線に乗って目的地に向かっているように感じられます。
 少し冷え込んで小雪のちらつく今週の日曜日(1月20日)妻と国際フォーラムで行なわれたコンサートに行ってきました。伊勢正三・山本潤子・尾崎亜美のコンサートです。「なごり雪」「ささやかなこの人生」「オリビアを聴きながら」「中央フリーウェイ」「22歳の別れ」「翼をください」「卒業写真」・・・30年以上も前に良く聴いて、そして歌っていた曲ばかりでした。
コンサートホールを見渡せば白髪交じりの元青年、元少女の集まりでした。
とても暖かい雰囲気のなかで、トークも面白くコンサートが進むにしたがって皆昔の顔になって、最後には「なごり雪」の大合唱。
歌っているうちに涙がポロリ・・。昔懐メロを聴いていた母を横目で見ていた自分の姿と、いま30年前を歌っている自分の姿が複雑に時代を超えて重なってきました。
人間て、いつの世も時代を超えて同じ事を繰り返しているのですね。
 とても深い味わいのあるまさにビンテージワインの贈り物、ありがとうございました。
正三さんが言ってました。「僕は魂は年をとらないものだと思っています。」
帰りの居酒屋、ぼやきもなく心は20代、ひと時の青春。

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