竹富島 種子取祭 ~ 七日目 歓待(カンタイ)から参詣(サンケイ)まで ~
はいさーい、こうたろうやいびーん
久々の沖縄ネタ 種子取祭の続きです
前回は、祭りの七日目の早朝の御獄(うたき)での祈願とミルクウクシでしたね
前回のブログ見る人はコチラっ → http://ameblo.jp/choudei2nan/entry-10887589414.html
祈願が終わると、さて、次はなにがあるのでしょうか?
本日の解説(紫色の文字)は、全国竹富島文化協会のWEBサイトから引用させていただきました
全国竹富島文化協会のWEBサイト http://www.napcoti.com/tanedori/7th-day.htm
午前7時頃
世持御獄の神前にて祈願していた神司(カンツカサ)と東隣の弥勒奉安殿で祈願を行っていた古老や
公民館長達は、世持御獄で合流して礼拝する。
つづいて、世持御獄の神前に理特設された舞台(奉納芸能にも使用する)で、歓待(カンタイ)の儀式を
行うが、神司は参加しない。
歓待の儀式は、小笠原流の礼法で行われていると伝えられるもので、かつては島の長老たちが祭り
氏族たちを歓待するものであったと思われる。
世持御獄(ユームチウタキ)の前の特設舞台を囲む公民館関係者、島の役職者、古老たち・・・
向かって右側に御獄がありますので、神様の前に勢ぞろいしての儀式ですね
島で最大の祭りを仕切る 公民館長
緊張のまっただ中 ・・・なんだろうなっ
座っていても、歓待(カンタイ)の準備の進み具合が気になるご様子
ねーねーたちが、せっせと動き回る
普段見慣れない髪型が、お祭りらしいでしょ
モってます、刺してます って感じだーねっ
いつも島にいる人もいれば、祭りの為に帰島した人もいる
そうこうしているうちに、おいら達も朝食の時間となったので、重ちゃんと泉屋へもどる
この間の様子がわからないけど、今日は特に夜中まで儀式が続く長い一日
食べないと持たないからね、勘弁ねっ
泉屋の前まで帰ると、智ちゃんが道掃除をしてた
今日は、5時から起きての活動だったので、お願いして代わってもらってたワケ
こそ~っと撮ってたら ・・・ バレてしまった
智ちゃん、みーはいゆー ( 三拝云 : ありがとうございます)
午後8時頃
歓待の儀式に参加した人々は、神司を銭湯に公民館長を補佐する主事宅に参る。
それを参詣(サンケイ)というが、その行事は夜に行う世乞い(ユークイ)と全く同じやり方であり、
その参詣の行事は、かつては、氏族宅の訪問であった。
ちなみにユークイとは、豊穣を乞い求める行事で、ドラや太鼓を叩きながら、各家々を廻って
ユークイの唄をうたう。
食事が終わった頃、参詣に向かう行列がたたく太鼓やドラの音が聞こえてきた
慌てて、カメラを持ち、音のする方へ走ってみる
ただし、行列の前に出たり、横切ったりするのはご法度なので気をつけないといけませぬ
途中、バッタリ、懐かしい人に出会った
去年の1月に かぐや (おいらが種から育てたデイゴの幼木) をこの御獄へお返しに来た時、
植樹式の様子を取材をしてくださった 琉球新報の八重山支局長さん
この1月の時のことがおいらのブログの原点であります
ご存じない方で、読んでやろうという方、この辺を見てやってくださいまし
http://ameblo.jp/choudei2nan/entry-10564268409.html
http://ameblo.jp/choudei2nan/entry-10576287530.html
1月にこの方と出会ったお蔭で、?0年ぶりの友人との再会も果たせたのですよー
ほんとにお世話になりました みーはいゆー
お忙しいだろうから、ちょっとだけお話して、記念に一枚撮らせていただいた
支局長さんの頭と電信柱の間に、行列の後ろ姿がちっちゃく見えてマス
飛び出してきていたので、参詣はあきらめ、仕度するために宿へもどり、参詣は、明日の朝も行われるので、
それを見ることに・・・
午前10時頃には、参詣の集団が世持御獄に帰ってくるので、少し早め?いや、かなり早めに
重ちゃん、大倉さんといっしょに、御獄へ向かいます
会場へ向かう出演者たち
おおおっ、鮮やかな朱と紫の帯が、亜熱帯の島を感じさせ
否応なしに、ボルテージが上がってくるさぁ~ね
さて、初めての祭りで勝手もわからないおいらと違って、大倉さんは、何度も祭りを経験されてる
勝手がわかる大倉さんに助けられて、どこで陣取るのがいいか?アドバイスをもらいます
もう既に、参詣の帰りを待ちうけて、演奏が続いています
やっぱり、観光じゃない、島の儀式であるお祭りの雰囲気は、ただものじゃないばぁ~よ~
そして、おいらが陣取ったすぐ隣には ・・・
じゃーん、支局長さんと、おおっ、大塚勝久(しょうきゅう)さんが ・・・
じぃぃ~~~ん ときます
先日の説明会で、ちゃんと撮影許可証をいただいてて、ヨカッタヨ~~~的瞬間でした
おいら、もう、この時点で シアワセ感じてマス
参詣の一行が帰ってくる広場の入り口付近
素朴な島の風景とはうってかわって、鮮やかな色彩をまとった出演者たちが集まって・・・
きっと、彼らだって、みんなこれから始まる芸能の奉納に 肝(チム)どぅんどぅん のハズ
バクバクと高鳴る心臓の音が聞こえてきそうさぁーねー
あいっ、こいつぁ~おいらの心臓音やしっ