ニライカナイへ~巡礼の旅~ 第二話
悪の秘密結社・デイゴヒメコバチャーのスパイと思しき、コードネーム・シゲルのおとり捜査のために、ポチ23号にまたがり、浜へと出発する前に、寄らねばならない場所があった。
賢明な読者の方なら、ピーンときただろう・・・世持御獄・・・である
かぐやが植樹されていた、少し地面がくぼんだ場所の前に立ち、まず、そこから、二礼二拍手一礼をし、
1月の結いの旅、そして、今回の巡礼(恩返し)の旅をすることが出来たことに感謝し、かぐやにも心で話かけた
植樹から1週間でも、2週間でも、傍で見ていてやることができたら、変調に気づいてやれたかも。
倉敷でも、そして、生まれ故郷の御獄でも赤い花を咲かすことは無く、月へ帰ってしまったかぐや
・・・でも、デイゴ救済活動に少しでも勢いをつけ、島人と自分を少なからず結び、見事な「散り花」を咲かせた・・・「かぐや」・・・愛しゃ。
巡礼の旅とは、恩返しの旅。
はるきちさんの最新のエントリーにもあったが、自分にとっても、「恩返し」である。
ただ、今回、自分に何ができるかなんて、全く分からない。
でも、どうしても、帰ってこないわけにはいかない、そんな思いだけを携えた、巡礼の旅。
さて、話はおとり捜査に戻るが、ここは、最初に訪れたコンドイビーチ
ここで、不審な△の信号?暗号?を発見
「いったいこれは何だ?」
頬を冷汗がつたわる、と思ったが、単なる暑さによるものだったことなど、この時は知る由もなかった
シゲルに罠を仕掛けてみた
「あっ、パイナップルが生っとるでぇ~」
すると、シゲルが言う
「わぁ、ほんと・・・」
何が、ホントなものか、沖縄好きなら知ってるだろう、これは アダン の実だぜ
この言葉により、シゲルの怪しさがより際立ってきた
コンドイビーチから海沿いの舗装路を走る
そう、5年前に、「大きな帆をあげて~、あなたの手を引いて~・・・風に~風になり~たい~」と一人大声で唄いながら走ったこの道を、今日は、シゲルの正体を暴くべく、ポチ23号を駆り、カイジ浜へと向かう
カイジ浜は漢字で書くと、こういう字になる・・・知ってた?自分は知らなかった・・・沖縄検定不合格だな、ふっ。
カイジ浜なのに、なぜ海を写さないのか、それは・・・第一話で既に載せてしまったから・・・ではない!
この中に、あのおいしそうな花房をつける「月桃」の秘密を発見したからに他ならないのだ
ちょっと前、自分とMr.Junktoy のリクエストに答えて、ヤカビーさん(=ハルさん)が、自宅の庭に見事な花を咲かせた月桃の写真を公開してくれた
が、その中の1枚目の写真に自分は疑問を持ったのだ
花を挟み込むような2枚の白い物体・・・ハルさんに回答を求めたが、なぜか答えは得られなかった
その答えが、この写真で明らかになったのだ
一番下の段の左端の写真が「月桃」の花、よーく見えないが、元の写真をよーく見ると、花を両サイドから包みこんでいたものが、開花にあわせて開き、花の横に残っていたのだ
おそらく、時間が経てば落下するのだろう、今まで、沖縄の地で、この包みの部分は目にしたことがなかったから・・・
5年前に来たとき、ここは、猫の天国だった。
わんさか、猫がいた
猫は飼ったことがないが、嫌いじゃない
むしろ、猫のような子悪魔的なお姉さんに引かれる習性がある
・・・猫だけに、当然、引っかかれて痛い目に会う
飼い主を裏切らない犬的なお姉さんに恋すればいいとわかっていながらも・・・男のサガってやつか?
どうやら、さっきからたしなんでいた「阿波の香 すだち酎」だが、不覚にも、スパイにいっぷく盛られたようだ
「なんだ、この眠さは・・・ZZZ Oo。。( ̄¬ ̄*) 」
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