ゾウ対策、世界最大の自然保護区
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ボツワナのオカバンゴ・デルタで、アフリカゾウの
子どもが仲間に鼻をすりつけている。
世界最大の自然保護区
「カバンゴ・ザンベジ国際保護区
(KAZA:Kavango Zambezi Transfrontier Conservation Area)」
は、アフリカ大陸のゾウの約半数、32万5000頭の
生息域をカバーしている。
「KAZAは当初から重い課題を抱えている。
個体数が増えているアフリカゾウと人間との軋轢
を克服しなくてはならない」と、世界自然保護基金
(WWF)のリサ・スティール(Lisa Steel)氏は指摘する。
例えば農地がゾウに荒らされる被害も多いという。
ザンビアの小さな村カクウェンガ(Kakwenga)では、
WWFが対策を支援している。
トウガラシとゾウの糞を水で混ぜた“トウガラシ爆弾”
を農地の周囲に撒いたところ、ゾウの侵入防止に成功。
農家には、トウガラシ栽培という新たな収入源も生ま
れているという。
Photograph by Beverly Joubert, National Geographic
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト
被災地の保育所修了式にウルトラマン登場!
人工の雲、高高度ジェット気流観測
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ぼんやりとした雲の輪が星空を背景に
タバコの煙のようにただよっていく。
アメリカ東部夏時間3月27日早朝に打ち
上げられたNASAの高高度ジェット気流
観測ロケットにより作られた雲だ。
NASAは、高高度のジェット気流を観測
するATREXミッションの一環として、
バージニア州にあるワロップス飛行施設
で、午前5時前から5基のロケットを連続
して打ち上げた。
これらのロケットは地球周回軌道には
乗らず、宇宙との境界付近の
高度80~145キロで化学トレーサーを
放出した。
この化学トレーサーは大気中の水分や
酸素と反応して、白い雲を作る。
NASAによると、科学者だけでなく一般の
人々も、米国北東岸沿いの早朝の晴れた
空に、この雲を容易に観測することが
できた。
ロケットのうち2基には温度計と気圧計も
搭載されていた。
ATREXで作られた雲の写真から、
高高度のジェット気流の動きがよく理解
できる。
高高度ジェット気流とは、地表から100キロ
前後の高度で吹く非常に風速の速い気流だ。
NASAによると、この高度は大気上層の
電離層にあたり、天然の強い電流が流れて
いる。
そのため、この高度のジェット気流の動き
を追跡すれば、人工衛星や無線通信に
不具合を引き起こす高高度の電気的な
乱れの元についての理解が深まる。
Photograph courtesy James E. Mason-Foley, NASA
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト
天の川と雲、高高度ジェット気流観測
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NASAのATREXロケットが作り出した雲の帯が、
天の川よりも明るく輝いている。
アメリカ東部夏時間3月27日早朝に
ニュージャージー州シーサイドパークから撮影。
ATREXミッションでは、化学トレーサーとして
トリメチルアルミニウムを用いる。
この物質が大気と反応してぼんやりと輝き、観測
しやすい雲を作る。
この化学反応で生成されるのは酸化アルミニウム
と二酸化炭素と水蒸気だ。
NASAによると、これらの物質は自然の大気中に
存在するという。トリメチルアルミニウムは何十年も
前からロケット研究で用いられているとNASAは
説明している。
Photograph by Jack Fusco, My Shot
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト
超新星残骸、白鳥座ループの紫外線画像
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NASAの紫外線観測衛星
GALEX(Galaxy Evolution Explorer)が撮影
したはくちょう座ループ。
霞のような熱い塵とガスの細い束が紫外線
画像で明るく輝いている。
網状星雲とも呼ばれるこの星雲は地球から
1500光年ほどの距離にあり、5000~8000年前
に太陽質量の8倍以上ある重い星が爆発して
残した超新星残骸である。
白鳥座ループは現在、満月の3倍以上のサイズ
(視野角3度前後、距離にして約90光年)に
広がっている。
紫外線で確認できるガスと塵のフィラメントは、
超新星爆発の衝撃波によって加熱されている。
爆発が起きた時には、地球から肉眼でも
はっきり見えるほど明るかったことだろう。
Image courtesy NASA/JPL-Caltech
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト




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