2018年の海水温、観測史上最高に 国連報告書
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米ハワイ州マウイ島沖で撮影された大きな波
(2017年10月28日撮影、資料写真)。
(c)Brian Bielmann / AFP
2019年3月29日 7:04
発信地:ジュネーブ/スイス
【3月29日 AFP】国連(UN)の世界気象機関(WMO)は28日、
世界の気候に関する年次報告書を発表し、2018年の
海水温が観測史上最高を記録したことを明らかにした。
地球温暖化が海洋生物に与える脅威をめぐり、新たな
懸念を引き起こす内容となっている。
WMOは先に公表した同報告書の暫定版で、直近4年間
の地球の表面温度が史上最高を記録したと発表していた。
今回の最終報告書ではこの記録が再確認されたとともに、
表面温度以外の気候指標でも憂慮すべき傾向がみられる
ことが浮き彫りとなった。
WMOによると、2018年の水深700メートルまでの海水温は、
観測データが残っている1955年以降で最高を記録。
水深2000メートルまでの海水温も昨年は史上最高を記録
したが、この水深のデータが残っているのは2005年以降
のみとなっている。
両水深の最高温度記録は2017年に更新されていた。
国連のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長は
報告書について、各国政府や自治体、企業に行動を促す
「新たな強い警鐘」となると述べた。
(c)AFP

