温暖化でウミガメの99%がメスに グレートバリアリーフ北部
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ガラパゴス諸島のアオウミガメ
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト
豪シドニーで保護され看病される雌のアオウミガメ
(2004年5月6日撮影、資料写真)。
(c)AFP PHOTO / TORSTEN BLACKWOOD
2018年1月9日 8:50
発信地:マイアミ/米国
【1月9日 AFP】オーストラリアにある世界最大のサンゴ礁
グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)の北部に生息する
アオウミガメは現在、雌が圧倒的多数を占めているとの
研究結果が8日、発表された。
気候変動に起因する気温上昇が、卵からふ化する期間の
性別決定に影響を及ぼすことが原因だという。
(中略)
ウミガメの卵は、ふ化する温度によって性別が決まる。
砂浜に穴を掘って作られる巣の温度が上昇するほど、雌が
多く生まれる。
温度にしてほんの数度の差が、雌雄の比率の均衡が
保たれるか破れるかの分かれ目になる可能性がある。
「世界平均気温が2100年までに2.6度上昇することが予測
されているため、多くのウミガメ個体群が、卵からふ化せずに
死ぬ割合が上昇し、雌の子しか生まれなくなる危機に直面
する」と、論文は指摘している。
(以下略)


