一部が欠けたつぼは、首都トビリシ(Tbilisi)の南約50キロにある
遺跡発掘現場2か所で発見されていた。
一部にはブドウの装飾が施されていた。
米国、カナダ、デンマーク、フランス、イタリア、イスラエル、ジョージアの
科学者からなる研究チームは過去4年、数十年前に発見された両現場の
再調査に当たってきた。
残留物の分析から、新石器時代の紀元前約6000年ごろにさかのぼる
ワイン造りの痕跡と判明。
論文を執筆した一人、カナダのトロント大学
(University of Toronto)の
ステファン・バティユク(Stephen Batiuk)上級研究員は、発見について
「もっぱらワイン生産を目的としてユーラシア産の野生ブドウを栽培化した
最古の事例だと確信している」
と述べている。
近東のワイン造りの化学的痕跡としては、イランの
ザグロス山脈(Zagros Mountains)で見つかった
紀元前5400~同5000年(約7000年前)のものが最古とされていた。
世界最古の醸造酒は、およそ9000年前にコメを原料として造られた中国の
酒とされ、イランのこのワインがそれに続いたと考えられてきた。
(c)AFP/Kerry SHERIDAN

