中国戦闘機、東シナ海上空で米偵察機に異常接近
中国軍が黄海で実施した軍事演習中、
空母「遼寧」のデッキに駐機したJ15戦闘機
(2016年12月23日撮影、資料写真)。
(c)AFP
2017年07月25日 08:36
発信地:ワシントンD.C./米国
【7月25日 AFP】米国防総省の
ジェフ・デービス(Jeff Davis)報道官は24日、
東シナ海(East China Sea)上空で米軍の偵察機が
中国の戦闘機2機から進路妨害(インターセプト)され、
回避行動を余儀なくされたことを明らかにした。
異常接近があったのは23日。
朝鮮半島の西方の国際空域で中国のJ10戦闘機が
米海軍の偵察機EP3の進路を妨害した。
中国機のうち1機は米軍機の下方を高速で飛行した後、速度を
落とし、米軍機の前方に浮上してきた。
米軍機は衝突を回避するため回避行動を強いられたという。
デービス報道官は、中国軍による通常の安全行動には
「似つかわしくない」と指摘した。
(c)AFP