フランス、17年のワイン生産量「歴史的な低水準」の見込み
![]()
仏北部シャブリで、寒波に見舞われたブドウ畑
(2017年4月21日撮影、資料写真)。
(c)AFP/PHILIPPE DESMAZES
2017年07月23日 21:59
発信地:パリ/フランス
【7月23日 AFP】世界第2位のワイン生産国であるフランスで、
ブドウの生産地が今春、寒波に見舞われたことから、2017年の
ワイン生産量は「歴史的な低水準」に落ち込む
可能性があると、フランス農業省が明らかにした。
仏農業省統計局「AGRESTE」が22日公表した統計によると、
17年のワイン生産量は前年比17%減の3760万ヘクトリットルと
なる見通し。
この数字は過去5年の平均からも16%低い。
ワイン用のブドウは8~10月に収穫期を迎えるが、今年は
「深刻な霜害で収穫量が落ち込んだ1991年をも下回る歴史的な
低水準となる恐れがある」という。
寒波は南西部のボルドー(Bordeaux)や
シャラント(Charente)、北東部のアルザス(Alsace)
やジュラ(Jura)などの産地に大きな損害をもたらした。
ブルゴーニュ(Burgundy)地方の
ラングドック(Languedoc)や南東部でも減産となる
見込みだ。
しかし、1992年に世界最優秀ソムリエに選ばれた
フィリップ・フォール=ブラック(Philippe Faure-Brac)氏は、
今年の生産量については厳しいと認めた上で、ワインの質に
ついては
「結論を下すのはまだ早い」と述べ、もう少し辛抱してほしいと訴えた。
(c)AFP/Isabel MALSANG


