アップル初のコンピューター(Apple-1)、1400万円で落札 | Chou-Chou et Noir

アップル初のコンピューター(Apple-1)、1400万円で落札

 

上矢印

ドイツ・ケルンでオークションに出品されたアップル1

(2017年5月12日撮影)。

(c)AFP/dpa/Marius Becker

 

 

2017年05月21日 13:22 

発信地:ベルリン/ドイツ

 

【5月21日 AFP】米アップル(Apple)が約40年前に

最初に開発したコンピューター

「アップル1(Apple-1)」

20日、ドイツで競売にかけられ、予想を下回る

11万ユーロ(約1400万円)

で落札された。

 現在も動作するアップル1は世界で8台しか残っていない。

そのうちの希少な1台が今回、オークションに出品されたが、

予想落札価格18万~30万ユーロ(約2200万~3700万円)

大きく下回った。

これは、アップルの共同創業者

スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏が2011年に

亡くなって以降続いていた「価格高騰」が終わりを迎えたことを

示している。

 ドイツ西部ケルン(Cologne)でこの競売を開催した

ウーベ・ブレッカー(Uwe Breker)氏は言う。

「通常のレベルに戻ったということ。スティーブ・ジョブズの死

から5年がたち、『熱狂』が静まった」

 古いテクノロジー製品を専門に扱うブレッカー氏の

オークションハウスは、2013年に別のアップル1が

51万6000ユーロ(約6400万円)で落札された競売

にも携わった。

 20日に落札されたアップル1を所有していたのは、

米カリフォルニア(California)州在住のエンジニア、

ジョン・J・ドライデン(John J. Dryden)さん。

1976年に購入した当時のレシートと取り扱い説明書などは今も

あるという。

 ドライデンさんは、アップル1を手放すのはとてもつらいが、

長く使っていなかったし、その時が来たのだと語った。

 

 ジョブズ氏と

スティーブ・ウォズニアック(Steve Wozniak)氏が

共同開発した

アップル1約200台が製造された。

 20日の落札者は古いコンピューターを収集している

ドイツ人エンジニアだった。

(c)AFP

 
 
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