航空機の追跡に衛星を利用、ITUの会議で合意

インド洋上空を飛行しマレーシア航空MH370便を
捜索する哨戒機内でレーダーを見つめる乗員
(2014年3月24日撮影、資料写真)。
(c)AFP/RICHARD WAINWRIGHT
2015年11月12日 14:28
発信地:ジュネーブ/スイス
【11月12日 AFP】国連(UN)の専門機関、
国際電気通信連合(ITU)主催の世界無線通信会議
(WRC)に出席した各国代表は11日、衛星を使って
航空機を追跡するシステムを導入することで合意した。
昨年3月に消息を絶ったマレーシア航空
(Malaysia Airlines)MH370便のような事態が
繰り返されるのを防ぐための解決策を探ることが
できるかもしれない。
今回の合意は、地上のレーダーに頼っている現行
の民間飛行追跡システムの向上を目指したもの。
ITUは合意について、乗客乗員239人を乗せた
MH370便がマレーシア・クアラルンプール
(Kuala Lumpur)から中国・北京(Beijing)に
向かう途中に消息を絶ったことを受けてのもので
あることを声明で明確にしている。
同会議には、160か国以上の代表らが出席した。
ITUによると、航空機から地上局に信号を送るために
使用されていた周波数帯は今後、航空機から衛星に
送信できるようになるという。
ITU無線通信局のフランソワ・ランシー
(Francois Rancy)局長は、この変更によって、
「世界のどこでも航空機のリアルタイムの追跡」が
可能となると述べている。
新システムの導入は2017年に完了する予定。
(c)AFP

