観測装置Atsa、民間宇宙船へ搭載
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July 15, 2011
7月12日、アメリカの惑星科学研究所(PSI)と
宇宙船開発企業エックスコア・エアロスペース
(XCOR Aerospace)は、有人操作の
「Atsa Suborbital Observatory(準軌道観測装置)」
を宇宙船「リンクス(Lynx)」に乗せて弾道飛行
する契約を交わした。
画像はリンクスに搭載されたAtsa
(先住民ナバホ族の言葉で「鷲」)のイメージ図。
PSIの客員科学者としてAtsa開発に携わった
ルーク・ソルリット(Luke Sollitt)氏は次のように
話す。
「NASAは数十年にわたり、準軌道の観測装置
を使い捨ての無人ロケットで打ち上げてきた。
一方、エックスコア社の商用プラットフォームは
有人飛行用で、同じ機器、設備を使って何度も
観測を行うことができる。
しかもシャトルのように毎回、修理や調整をする
必要もない」。
Atsaは高度100キロほどの準軌道から、太陽
に比較的近い天体を観測できる。
地上の望遠鏡や、ハッブル宇宙望遠鏡など既存
の軌道衛星からでは観測が難しい。
なお、Atsaの初回飛行時期は明らかになって
いない。
Illustration courtesy Mike Massee, XCOR Aerospace
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト

