こんばんは。福島です。
マネー&ビジョン コーチ、ときどきアイドルオタクです。
さて、アイドルも人間ですので、
時には病気やケガでコンサートを欠席することがあります。
だいたい欠席は急遽決まることが多いので、
会場の入口付近に張り紙でお知らせされたり、
SNSでお知らせされたりします。
そして、ライブが始まると、リーダーが
「●●さんが欠席となりましてすみません」
といって、全員でお辞儀をします。
さらに、その日か翌日くらいに、
本人がブログでお詫びを書きます。
このブログが、重たい文章になることが多く、
読んでいる側の立場としては、
「そこまで言わなくてもいいんだけどなぁ」
と思うことがあります。
中には、このお詫びブログを強烈に批判する人がいます。
先日もコンサート会場付近で、
明らかに推しがだれか分かるTシャツを着た人が
「なんで事務所はあんなブログを書かせるんだ!」
と怒っているのを聞きました。
この言葉が聞こえてきたとき、
心の狭い私はムカっと来ました。
「お前何様なんだよ!」
「推しがそれを聞いたらどう思うよ!」
って感じです。
怒っているオタクの言い分も分かります。
アイドルが謝る姿を見たくないというのは分かります。
でもこの人、致命的な見落としをしています。
「本人がどう思っているか?」
という視点です。
・本人が欠席して申し訳ないと思っている
・本人が悔しく思っている
・その一公演だけを見るファンがチャンスを逃したことが悔しい
といった思いを綴っているかもしれません
そもそも、事務所が「こういう記事を書け」
と言ったなどという根拠だってありません。
自分の行き場のない思いに対して、
勝手に悪者を作り出して批判しているだけです。
真実は分かりませんが、
「自分はこう思っている」
と
「●●が悪い」
は、まったく別のことです。
端的にまとめると
「人の振り見て我が振り直せ」
となりますが、
こういう発言を聞いたときに
感情的にならずに
今回書いたことくらいのことが
スラスラと思い浮かぶ人でありたいと思いました。