こんにちは。
札幌であなたの足の痛みと靴の悩みを解決する、chou make ayako/シューメイクアヤコの関谷絢子です。


足にトラブルやお悩みを感じていらっしゃる方のおみ足を拝見させていただくと

「足の甲が筋張っている」方がいらっしゃいます。

 

 

 


結論から申し上げますと、この筋張った足の状態は、

足指と足首が緊張状態で「そこにいつも力(負担)がかかり続けている」状態です。


足指と足首に力がはいると、本来歩く時に使ってほしい「足裏」が正しく機能しなくなってしまうので、

・脚が張る(前腿やスネや脹脛)
・むくみやすい
・足の冷え
・足が攣りやすい


上記のお悩みが起こりやすくなります。


なので足の筋張りがある方は足が正しく機能するように、

・浮いてしまう足指をおろすケア
・甲と足首の緊張を脱力させるケア
・踵が浮かない、足が前に滑らない靴への見直し


この3つを整えることが大切になります。
(絶対にケアした方が良い方に該当します)


今日は足の甲が筋張っている方や、同じ症状を持つ方へ。

悩みが起こる原因と、ご自身でできるセルフケア、靴の見直しの際に気をつけたいポイントをお伝えさせていただきます^^
 
 
 
筋張っていると、なぜ足のトラブルが起こるの?
 

 

本来使いたいはずの、足指と足裏の筋肉を使う動き「地面を押す」という動きができなくなってしまうからです。


試しにその場でやってみてほしいのです。

足指を軽く上に「反らす」といった動きを。


どうでしょうか?
足の甲が筋張ってきて、前脚やスネの部分が硬くなる感覚がありませんか?

足指を反らすと、前脚の筋肉はギューーーっ!と縮みます。

ずっとその状態でいると「緊張感がかかり続け、張ってしまう」ことを意味します。


そして、この状態でその場で歩いていただくと分かるのですが、足指で地面を蹴ることができません。
(足指が地面から浮いていますから)
 
 
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足指と足裏の筋肉って繋がっているので、足指が反って正しく使えないまま歩くと、足裏はどんどん弱体化してしまうのです!

足裏の筋肉が動かないと、ふくらはぎも動いてくれないので、代謝が悪くなり「むくみ」ます。

心臓に温かい血流を押し流してくれるポンプ機能も、足指が浮いてしまっていては働いてくれませんので足も「冷え」てしまうのですよ。

本来使いたい足裏が使えなくなってしまったまま、足指、甲、足首の部分だけ「ピーーーン!」と硬め、立っているときも歩いているときも、常に負担がかかっていたら、それは足も攣ってしまいます。


筋肉は「伸びる(緩む)」「縮む(硬くする)」といったバランスがとても大切!

なので、甲が筋張っている方は足のセルフケアは必須ですよ~!
 
 
 
浮いてしまう足指をおろすケア
 

 

足指が反ってしまう方は、立つときも歩く時も、無意識でやってしまっています。

(特に合わぬ靴で過ごされてきた方は、何十年単位でこの癖が沁み込んでしまっています……放置は厳禁です!)

まず、浮いている足指を真っ直ぐ下に降ろしながら、甲にかけてストレッチをかけていきましょう。

 

 

 

 

コツは「足指を上に引っ張りながら」行うこと。

一日3回目安に続けてくださいね。

力んでしまっている緊張が抜けてきて、足が地面に着きやすくなります。

 


 

甲と足首の緊張(短縮)を脱力させるケア
 

 

そして足指が反って、足首が硬くなり、甲が筋張ってしまう。

これって筋肉が「縮んで」突っ張っている状態です。

次は、縮こまった筋肉を緩めていきましょう~!
 

 

 

 

コツは足指に体重をかけるのではなく「甲」にかけること。

座ってパソコン作業のときや、ご飯を食べているとき、ちょっとした隙間時間に行うのがお勧めです。

毎日コツコツ行うと筋張りが少なくなり、前脚の張りも和らぎます。

 


 

踵が浮かない、前滑りしない靴への見直しを

 

 

そして、靴の見直しも重要です。

足を整えても、

・足だけでスッと履けてしまう緩い靴

(〇ートンブーツは避けてくださいね~!)


・靴の中で足が前にズリズリ滑ってしまう靴


・靴に当たって痛みがでる靴

これらを履いて歩くと、無意識に足は「靴が緩い!」と脳が感じ、足指を反らしたり力んだりします。


靴を履いたときに重要なポイントは、

・靴の中で、踵が浮かないこと
・足が前に滑らないこと


この2つがとても重要です。


なので、靴を履いたときにチェックしてほしいことは、

 

少いつもより少し早歩きで、よく歩いてチェックしてください。
 

靴を履いてチョコチョコと少し歩いただけでは、踵が浮いてくる違和感を見落としがちですので。
この時、つま先立ちをして、踵がズルと上がる感覚がないかもチェックします。


レースアップや紐靴タイプなら、踵をトントンしてから「つま先は上げたままで(ココ、大事です)しっかりと紐を結ぶ」ことが大切です。

紐の締め方が適切でなく、緩いまま歩いている方が殆どですので気をつけてくださいね。


そして、自分の足の足長(長さ)と足囲(幅)は最低限計測して、それに近いサイズ感の靴を履くこと。

サイズを誤解して履いていらっしゃる方や

(24.0㎝の靴を履いているけれども、23.0㎝が適正サイズの方など)

本当は足の幅が細いのに、ご自身の足を幅広いと思い込まれ、緩い靴を好んで履かれていらっしゃる方など、沢山おられます。


※ただし、お店で足を測る際は計測の測り方に注意が必要になりますが

こちらの3つは必ずチェックしましょう。


まとめると

・長年の癖が残っている足の使い方を、セルフケアをして整えていくこと


・ご自身の本来の足に近いサイズ感の靴かどうか、今一度見直しをすること

この2つはとても大切です。


靴だけ足に合ったものにしても、靴の中でその癖をやってしまいますし、足に合っていない靴を履いても甲の筋張りが発生します。

足に合った靴を履くことも。
そして習慣化した足の癖を、コツコツ修正していくことも

何か一つだけやればではなく、どちらも大切です。


甲が筋張っている方でお悩みの症状がでている方が楽になりますように^^


 


 

外反母趾 足の痛み解消 シューメイク関谷絢子

 

お客様の足元を元気に、心も身体も全身健康で笑顔になっていただきたいという強い思いを胸に、多くのお客様の足と靴のお悩みに、丁寧に寄り添っていきたいと思っています。 どうぞよろしくお願いいたします。 

 

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chou make ayako 代表 関谷 絢子