札幌であなたの足の痛みと靴の悩みを解決する、chou make ayako/シューメイク 関谷絢子です。
先日、うっすらと雪が降り、一瞬で溶けてしまった札幌。
いつ雪が降っても良いようにと、ここ数日ブーツを中敷調整されるお客様が続いております。
今日は「ちょっとこの靴、緩いんだよね……」といった、ローファー・レースアップ・ブーツをお持ちの方へ。
フィット感を良くする為のアイテムのご紹介をさせていただきます。
それがこちら、
靴に貼るだけの「タンパッド」といったもの。
※ベージュ色のものが「タンパッド」。
靴の甲部分に直接貼ることで、緩い靴のサイズ調整として使える中敷きです。
タンパッドを活用すると得られるメリットは2つありまして、
・つま先が窮屈にならない
・足がつま先へズレやすい人も止まりやすい
こちらの2つのメリットがあります。
今日は、ローファー・レースアップ・ブーツのフィット感をアップさせたい方へ。
お読みいただけると嬉しいです^^
靴が緩いときって中敷きを入れると思うのですが、
・つま先だけに敷く中敷きと(半敷きタイプ)
・全体に一枚そのまま敷く中敷きと(全敷きタイプ)
この2種類のどちらかを使用される方が多いです。
でもこれらをつま先に入れると、足指周りの高さが厚くなりがちで、人によっては足指周りに圧迫痛が起こるケースがあります。
※反対につま先がプカプカと空間があり、緩い方は入れる必要がでてくるのですが。
タンパッドは丁度ピンポイントに、甲周りの空間を埋めることができるので、つま先が窮屈になりません。
つま先に中敷きを入れるスペースはなさそう……。
でも、靴の甲周りを手の指で押すと、プカプカと空間を感じる方には便利なアイテムです。
人の足は、甲の骨が緩みにくい構造をしている為です。
私達の足って外から圧がかかると、足が大きくなったり小さくなったりと、大きさが変化するようにできてます。
理由は、骨と骨の間に「隙間」があるので伸縮して、変化しやすい部分だから。
骨を見ていただくと、足指(つま先側)には隙間があります。
※ブルー色の骨周辺には、隙間があるのがわかると思います。
人によってはココに少し圧がかかるだけで、どんどん足が伸縮して変化してしまう特徴が強く出る方がいらっしゃいます。
つま先だけに中敷きを敷く⇒足指周辺に圧がかかると、足が縮んでしまい、靴がフィットしにくい。
このようなケースが起こりやすいのです。
元々足自体が柔らかい方は、特にこの傾向が強く表れます。
でも反対に、甲の部分は骨同志の隙間がそもそもほぼなく、密着しています。
※ブルー色周辺は骨が密集している、甲の部分です。
なので、甲周りは足の大きさが変化しにくい部分=ココが靴に押さえられるとフィットしやすい部分ということ。
タンパッドで甲にギュッ!と圧をかけると、靴の中で足がズレにくくなります。
スエード素材で足当たりが柔らかく、厚みはやや薄めのタンパッドです。
「あとちょっと甲の部分が緩い気がする」という方に良い厚みです。
クラブヴィンテージは
レザー素材で程よい厚みがある為、甲の空間は埋めつつ、足を入れも良いタンパッドです。
ぺダックに比べてハリ感と厚みがありますが、天然のシープレザーの為、足当たりも比較的マイルドで扱いやすいです。
タンパッドの貼り方は
どちらのシールタイプになっている為、三分の一程度シール部分を剥がして、実際に靴の甲の部分に貼ります。
足入れをしてみて、足当たりの違和感がない部分を探します。
つま先側に近づけて貼るのが良いのか
かかと側に貼るのが良いのか
3mm程度ズラしながら位置を変えていき、ベストな位置を見つけたら、シールを部分を全て剥がして固定しましょう。
足の甲と靴の隙間が埋まり、足が前へとズレにくく、フィット感がアップしますよ!
お持ちのローファー・レースアップ・ブーツが緩い方は、良かったらお試しになってみてくださいね。
タンパッドを入れてもフィット感が変わらない方は、足と靴の重要ポイントが、複数合っていない可能性が高いので、足と靴の見直しをお勧めいたします。
お持ちの靴が快適に、履きやすくなるお役に立てれば嬉しいです^^
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お客様の足元を元気に、心も身体も全身健康で笑顔になっていただきたいという強い思いを胸に、多くのお客様の足と靴のお悩みに、丁寧に寄り添っていきたいと思っています。 どうぞよろしくお願いいたします。
chou make ayako 代表 関谷 絢子