こんにちは、札幌であなたの足の痛みと靴の悩みを解決する、chou make ayako 関谷です。


お客様がシューズのご試着と再調整にご来店くださいました。


しかし、左足の小指に痛いタコが!押すと痛みが強くお辛い状態です。

このように、触れてしまうと痛い状態では、足に合わせてピッタリ靴をすぐには履けないことがございます。


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その為、お仕事で毎日履いているパンプスの再調整を優先します。

痛みがない右側は、フィットしてます。
小指が痛む左だけ、靴にわずかなゆとりがあります。
 

左だけ靴が大きいのです。

左足の方が足の幅が狭く、かかとも小さいお客様。

今回なぜゆとりがある左足だけ小指のタコが痛くなるのか解説します。


・タコってそもそもなぜできるの?

理由はとってもシンプル!

強い圧が一定部分に集中することで、足を守ろうと皮膚が厚くなるのがタコです。

これは防衛反応で起こっています。

守ろうとして皮膚が厚く、硬くなりますが、やがて「使わないで!」そう痛みに変化します。


・小指にできるタコの原因は「靴が大きい」から

足がフィットしている靴は、親指と小指のつけ根もピッタリ密着しています。

小指はつけ根よりも先についてます。

フィットしていれば本来は当たらない場所です。

しかし靴が大きいのと足が前に泳いでしまい、つけ根よりも前にいるはずの小指がぶつかり続けることに!

小指にタコ ができるのは、靴が小さいから足に当たるパターンよりも、圧倒的に「大きい靴を履いている」ことが原因で治らない方が多いです。

一日何千歩も歩く度、靴に足の小指が当たる=強い刺激が小さな小指にかかり続けるので痛いタコができるのです。


・解消方法は「当たらない靴」にすること

方法としては、靴を変えること、そして中敷調整で足の形を補正することが大切です。

特に、甲が大きく開いているデザインのパンプスは、少しでも足と靴に空間ができると足が泳いでしまいます。

空間を埋めながら、中敷のパッドをはめ込むことで足の形も整えていきます。


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足と靴の隙間を埋めるだけではなく、
一人一人足の骨格に合わせて微調整します。

沢山靴の中に入るので、「入らないー!」そうびっくりされる方もいらっしゃいます。

微調整した後に履いて確認していただくと、

「あっ!痛くなくない!」

足が前に行かないので小指が当たらなくなりました。

※ご自身の足のサイズと大きく靴のサイズを間違えている場合は中敷調整の効果が得られないので注意です。


履いてきたスニーカーの紐も足に合わせてしっかり結び直します。

「結び方でこんなにフィットするんですね!」
「土踏まずが締まって気持ちよいです~♪」
「小指も痛くない!」


「痛かった原因と対策が分かって良かったです!」
そう言っていただけて良かった^^

そしてお客様の「押すと痛みが強いタコ」は靴以外に、○○の対処法をしてかえって大きくなってしまう原因も見つかりました!

ここはまた次回書きますね。


あなたも小指のタコが痛いとき、

「私の足が広いから靴に当たる!」
「もっと広い靴を!」


と思うのか

「私の靴選び、何か違うのかな?」
「なぜ靴が合わないのだろう?」


と思うのか。

ここが小指を痛めない分かれ道です!

必要以上に大きい靴を履いていることに気がつかず、足の痛みと靴が合わないことで悩まれている方がたくさんいらっしゃいます。

まずはご自身の足のサイズを知ることがなにより大切です。

小指の痛みから卒業できる解決策を手に入れて、心配なく、お出かけを楽しめるようになりましょう(*^^*)