宝塚歌劇団花組トップスターで、シャンソンを日本に広めた歌手でもあられた故越路吹雪さん。今年生誕100年を迎えます。

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越路吹雪さんの生誕100年を記念し、ステージで愛用されたドレスなどを間近で鑑賞できる「越路吹雪衣装展」を、東京の早稲田大学坪内博士記念演劇博物館で開催されてます。

「愛の讃歌」など、今も歌い継がれるシャンソンを日本に定着させ、ミュージカル女優のさきがけとしても活躍した昭和の大スター、越路吹雪が今年、生誕100年を迎えた。早稲田大学坪内博士記念演劇博物館(東京都新宿区)ではこれを記念し、ステージで愛用したイヴ・サンローランのドレスなどを間近で鑑賞できる「越路吹雪衣装展」を開いている。8月4日まで。

越路は歌唱力を武器に、戦前から戦後にかけ宝塚歌劇団で活躍した。在団中、東宝ミュージカルの前身である帝劇コミック・オペラ「モルガンお雪」(昭和26年)に主演。退団後も「王様と私」の日本初演(40年)でヒロインを演じるなど活躍し、国産ミュージカル女優の第一号といわれた。歌手としても「シャンソンの女王」と呼ばれ、原語がフランス語の「愛の讃歌」「ろくでなし」などを岩谷時子の名訳で歌い、日本に広めた。

今回の衣装展では、越路の芸能活動を彩ったファッションに焦点を当てる。越路は宝塚時代からベストドレッサーといわれるほどファッションへのこだわりが強く、展示の中心となっているのも43年から毎年、東京・日生劇場で行った「ロングリサイタル」で着用した舞台衣装の数々だ。会場には、マネキンが着用する形でサンローランやニナ・リッチら、世界最先端のデザイナーによるオートクチュール(特注)のドレスが並ぶ。衣装は舞台効果を考え、照明や動きによって表情を変えるスパンコールや煌めくビーズ、背中に施された細工など、職人の丁寧な手仕事を目の前で見ることができる。

さらに舞台で使用したアクセサリーや靴、帽子などの小道具、プログラムやポスター、写真や映像などが並ぶほか、越路のリサイタル演出を手掛けた劇団四季の創設者の一人、浅利慶太との関わりも特設コーナーが設けられている。日本のミュージカルの黎明期から現代に至る道のりもたどることができる。

展示を担当した同博物館の渡辺麻里助教は、「当館にご寄贈頂いた越路さんの衣装は多数あるが、保存状態がよく、いまなお輝き続けている。衣装の周りをぐるりと回ることができる展示方法を心がけたので、ぜひ間近で細かい細工などを確かめ、越路さんの業績を知ってほしい」と話している。

6月20日以降は、衣装の展示替えも予定されている。問い合わせは同館(03・5286・1829、平日午前9時~午後5時)まで。入館無料。(飯塚友子)

越路吹雪が生誕100年 早大で愛用したイヴ・サンローランのドレスなどの豪華衣装展 - 産経ニュース (sankei.com)

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