元宝塚歌劇団雪組のトップスターえまおゆうさん、20日に東京六本木の俳優座劇場で開幕した舞台、「MIANEYO-ごめんね。-」に出演されてます。

1987年に宝塚歌劇団に入団され、雪組のトップスターにもなられたえまおゆうさん。今回の舞台では衣装は着物を着て、耳には母親の遺したイアリングをピアスに変えたものを付けて演じてられます。

記者への取材では、舞台背景の一九八〇年代後半について、「その年代は宝塚しかなくて、ほかは何も見えていなかったですね」と〝宝塚どっぷり〟だった頃についても語られました。

元宝塚歌劇団雪組トップスター、えまおゆう(56)が20日に東京・六本木の俳優座劇場で開幕した舞台「MIANEYO-ごめんね。-」に出演している。

 1986年の大阪・鶴橋を舞台に激動の時代を生きた人々を描く。えまおはサパークラブのママで物語の大きなカギになる人物を演じる。
 1987年に宝塚歌劇団に入団。歌、ダンス、芝居の三拍子がそろった華やかな男役として人気を博し、02年に雪組トップスターに。同年9月に退団し、フリーの活動を経て、今年3月に芸能事務所「ベリーベリープロダクション」に所属した。 
 環境を変えたことに「もう終活に入り始めているので」とジョークを交え「ここで新しい自分を引き出してくださると思い、もう一度、頑張ってみようと思いました」と笑顔。
 着物の衣装に、耳には華やかなピアス。十三回忌となった母親が遺したイアリングをピアスに変えたものだそうで、これを着用して今作の舞台に立っている。実は母親は、現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説「ブギウギ」で登場したジャズコーラス「服部リズムシスターズ」の一員だったという。「今回の衣装に合っていると思いました」と新たなスタートとなった舞台で、尊敬する母親の形見を身に着けて臨み、「涙あり、笑いありで、楽しめる作品。全力で皆さんを泣かせたいと思います」と意気込んでいる。
 今作はグッズの売上金で能登半島地震の被災者への支援も企画している。24日まで同所で上演。

元宝塚トップスター 母親の形見をつけて新たなスタート明かす 母は「ブギウギ」登場のコーラス隊に…― スポニチ Sponichi Annex 芸能

意気込みなどを語ったえまおゆう

元宝塚歌劇団雪組トップスターえまおゆう(56)が19日、東京・六本木の俳優座劇場で上演する舞台「MIANEYO-ごめんね。-」(20~24日)の取材会を同劇場で開いた。

 3世代にわたる家族のストーリーで1986年の大阪・鶴橋がメイン。家族問題、恋愛、ヤクザの抗争が絡み、激動の時代を生きた人たちの姿を描く。劇団EXILEの小澤雄太(38)と女優平松可奈子(32)がダブル主演を務め、えまおはキーパーソンとなる韓国人サパークラブ「赤い城」の真由美ママを演じる。

 えまおは1986年のころについて「87年に宝塚で初舞台を踏んだ。まだ携帯電話もないし、本科生にならないとお化粧もできなかった。その年代は宝塚しかなくて、ほかは何も見えていなかったですね」と〝宝塚どっぷり〟だった時代を振り返った。韓流ドラマのような今回の舞台。大の韓流ファンで「とにかく韓流好きの方にはより多く見ていただきたい。プラス男の人が大好きな格闘技の要素もある。最後は涙なくして見られない」とアピールした。

 劇場の入り口には赤いバラで飾ったフォトスポットが設けられ、バラを買うと能登半島地震被災者の寄付になる。

元宝塚歌劇団雪組トップスター・えまおゆう、宝塚時代を振り返る「まだ携帯電話もないし、本科生にならないとお化粧もできなかった」 (msn.com)