宝塚歌劇団星組「RRR×TAKA”R”AZUKA~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)」東京公演が始まりました。星組トップコンビ礼真琴さんと舞空瞳のダンスにも、産経新聞が高く評価する記事を載せました。
2022年に公開され、世界的に大ヒットしたインド映画の宝塚歌劇版「RRR×TAKA”R”AZUKA~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)」(谷貴矢脚本・演出)が23日午後、東京宝塚劇場(東京都千代田区)で開幕する。ダンスに定評ある星組のトップコンビ礼真琴(れい・まこと)と舞空瞳に、二番手スターの暁千星(あかつき・ちせい)が技量をいかんなく発揮。映画でも話題を集めたダンス「ナートゥ」で、目にもとまらぬ高速ステップを披露する。
物語の舞台は、1920年の英植民地時代のインド。圧政を敷くインド総督に連れ去られた少女を救うため、ビーム(礼)がデリーに潜入。火災救助で偶然、協力し合ったラーマ(暁)と友情を育むが、実は対立する立場にあると判明する―。
義憤に燃えるビームと、インド人ながら英警察官としての使命を果たそうとするラーマとの関係が目まぐるしく変化するだけに、礼と暁は出ずっぱり。さらにビームとインド総督のめいジェニファー(舞空)とのロマンスも絡む。そこに、ボリウッド映画らしいクネクネ踊りの群舞が頻出。冒頭、巨大な発光トラの頭上からビームが登場するなど、度肝を抜かれるショーアップ場面も連続する。
だが何といっても目玉は「ナートゥ」のダンス場面。礼と暁がリズムに乗って高速ステップを踏み、片足立ちでひざ先を激しく振ると、それが群舞へと広がっていく。客席降りもあり、劇場全体がインドの熱気に包まれるようだ。
昨年8月下旬から休養を取り、今年1月に復帰した礼の強い喉は健在。激しい踊りの後もエネルギッシュな歌声で思いをメロディーに乗せる。舞空は、敵役の英国人らの中で唯一の良識派として、ビームと心を通わせていく過程を丁寧に演じる。暁は口ひげ姿も堂に入り、本心の分からぬミステリアスな雰囲気と、切れ味のいいダンスで魅了した。
同時上演はショー「VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)」。作・演出の指田珠子は、今年1月5日~2月4日に行われた今作の宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)公演が大劇場デビュー作となった。今年で110周年を迎えた宝塚歌劇の象徴であるスミレをモチーフに、劇場の歴史に刻まれてきた光と闇をノスタルジックに表現した。(飯塚友子)
礼真琴と暁千星が高速ステップ「ナートゥ」ダンスで魅了 宝塚星組「RRR」東京公演開幕 - 産経ニュース (sankei.com)
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