今日6月21日、宝塚大劇場での千穐楽を迎えた、南北朝時代の悲劇の武将楠木正行公を主人公に描いた、宝塚歌劇団月組公演『桜嵐記』。同公演の好演ぶりがとても好評を博してます!

歴史ファンでの人気人物でも、楠木正行公が南北朝時代武将の人気投票でトップになるなど、『桜嵐記』効果は楠木正行公を再評価する効果をもたらしています。

歴史書の出版社・戎光祥出版がネット上で行った「南北朝武将総選挙」第2回で楠木正行公がトップの得票を集めました。

宝塚歌劇月組公演「桜嵐記」の悲劇的な主人公・楠木正行が同時期のアンケート企画」「南北朝武将総選挙」において、圧倒的な差で1位を獲得しました。宝塚歌劇月組公演「桜嵐記」の人気のお陰で、ダントツの1位を獲得しました。

宝塚歌劇団の月組公演「桜嵐記」はショー「Dream Chaser」と併演で兵庫・宝塚大劇場で5月15日から6月21日まで、東京宝塚劇場では7月10日から8月15日まで上演される予定です。

トップスターの珠城りょうさんが楠木正行役で主演を務め、四条畷に散る正行の最期までを演じられます。また正行との悲恋の物語が「太平記」に伝えられる後村上天皇の侍女・弁内侍をトップ娘役の美園さくらさんが演じる。このトップコンビの退団公演でもあります。

 

   楠木正行の弟の正時・正儀(まさとも)の兄弟もこの芝居に登場し、楠木正時を男役スターの鳳月杏さん、楠木正儀を次期月組トップの月城かなとさんが演じており、楠木三兄弟に軸を置きつつも南北朝の動乱が描かれます。

歴史物に定評がある上田久美子さんが脚本・演出を担う舞台であり、重厚な歴史ドラマの中で、絶望的な戦いに赴く楠木正行の悲劇性が観客の琴線に触れます。

好評の内に宝塚大劇場での千穐楽を迎えた『桜嵐記』、7月10日からの東京宝塚劇場での公演の御成功も、心からお祈りしております!