本土でのお酒作りというと梅酒や果実酒が浮かびます。
私の子供時代の家には「ゆすら梅」という梅の樹があって
桜の時期に小さなうすピンクの花が咲き
梅というよりはさくらんぼのような
かわいい実がたくさんなりました。
それでゆすら梅の酒を作っていました。
なんか色っぽいお酒ですよね。
さて、南国沖縄は本格焼酎発祥の地らしいです。
と言っても私はそんなに詳しくはないんです・・・
「本格焼酎&泡盛」ってサイトに
本格焼酎と泡盛の定義や
甲乙混和焼酎との違いなどが詳しく記載されていて
とても興味深いです。
私は以前、デザインのお仕事で泡盛のWEBサイト制作に
携わった事があります。
そのクライアントさんのコンテンツは
泡盛を楽しむがテーマで
★泡盛に合う料理
★泡盛がおいしいロケーション
★泡盛を飲む酒器
★クース(古酒)作り
★ショップリスト
というものでした。
その中でもっとも惹かれたのが
クース(古酒)作りです。
沖縄のごく普通の家庭でされているっていうところに
面白みを感じたのですが、その方法は簡単でシンプル。
酒屋で売っている泡盛を甕に移し変えて寝かせる。だけです。
(酒蔵や酒造なんかではちがうでしょうが)
ただ、その甕によって味も風味も変わるらしく
高いものだと何十万円とするらしいです。
沖縄では新築祝いや出産祝いとして
甕に入った泡盛を贈ったり、または
家族で甕に入れて、人生の節目で楽しむのです。
子供の成人祝いであれば20年ものの古酒ですね。
熟成した古酒はかどがとれて、とてもまろやかで
味わい深く香り高いものです。
子供の成長を祝ってそれを味わう
至福の時ではないでしょうか?
家族をとても大切にする沖縄らしい素敵な習慣ですね。
泡盛の話ばっかりになりましたが
蒸留酒、焼酎&泡盛もっと楽しんでみませんか?→「本格焼酎&泡盛」