実験・うずらの卵でお菓子はできるのか?・プリン、マドレーヌ編 | ちょっとの工夫でかわいいケーキ

実験・うずらの卵でお菓子はできるのか?・プリン、マドレーヌ編

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先月、「うずら卵入り煮込みハンバーグ定食」を作った時に、たまこさんから「うずらの卵でケーキを作ったらどうなるんでしょうね!」とコメントをいただきました。
それ、とっても面白そう!ぜひやってみたい!と、うずらの卵を使って、マドレーヌとプリンを作ってみました。


マドレーヌもプリンも、卵1個で作るレシピにしました。
レシピはこの本から。


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短大の時に使っていた、調理学の教科書です。
プリンは、卵と牛乳、砂糖、バニラオイルだけで作る、昔ながらの昭和のレシピです(^^)


まずマドレーヌから。
鶏卵1個50g(殻を除いた中身だけの重さ)と同じ分量のうずらの卵を使います。
うずら卵は5~6個で50gになりました。
両方同じように生地を作って、冷蔵庫で1時間ほど休ませてから焼きます。
生地の時点では、うずらの卵生地の方がもったりとして粘り気が強いです。
焼き上がりの見た目は、全く変わりません。


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同じくプリンも、うずらの卵は6個使いました。
プリン液を作って、ざるで一度濾してからプリン型に入れます。


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濾したにもかかわらず、うずら卵の方は卵白の固まりが残ってしまいます。
蒸し上がりも、鶏卵プリンはつるんとなめらかにできたのに、うずらの卵はツブツブが残ってしまいました。


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写真で「す」のように見えているのが、卵白の固まりです。
プリン液の色は、鶏卵に対してうずら卵の方が少々薄いような。

マドレーヌは焼き上がりをジップロックに入れて一晩寝かせて、プリンも一晩冷やしてから、さあ食べ比べてみました。


お味は・・・
まずマドレーヌは、鶏卵の方は、食べ慣れたいつものマドレーヌの味です。
うずら卵のマドレーヌを食べてみると、鶏卵マドレーヌよりも少ししっとりしています。
マドレーヌの生地のキメが細かくて、砂糖の量は同じなのにうずら卵の方が甘く感じます。
なんだか全体的に、鶏卵マドレーヌよりも繊細な味です。
とは言っても、鶏卵マドレーヌに比べて劇的な味の差があるわけではなくて、ほんの微妙な差なのですが、私はうずら卵マドレーヌの方がおいしく感じました。
味が濃くて繊細な感じ。
うずら卵マドレーヌ、アリです(^^)


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次はプリン、
こちらはマドレーヌよりもはっきりと味の差がでました。
まず食感が、鶏卵プリンは固いのに、うずら卵プリンは鶏卵よりも柔らかい仕上がりになりました。
見た目にツブツブの卵白の固まりが残っているので、舌触りが悪いかなと思ったら、全然そんなことなく、なめらかなおいしいプリンになりました。
やはり、うずら卵プリンの方がやや甘くて濃厚な味わいになりました。
同じ材料なのに、鶏卵プリンは大味で、うずら卵プリンの方が高級なプリンに感じたほど。

ただ、鶏卵プリンに比べて卵独特の風味が強いので、卵くさい風味が苦手な方はダメかも。
バニラビーンズを効かせて作ったら良いかもしれません。
うずら卵プリン、かなりアリです!!!(^^)


というわけで、マドレーヌとプリンを作ってみて、うずら卵、お菓子にも使えるなと思いました。
でもなぜか、うずら卵をボウルにたくさん割って砂糖や牛乳を加えていると、ほんとにこんなことしていいのかな?と不安になってしまいました(^^;
見慣れないお菓子作りの光景でした。

うずら卵は小さくて殻を割るのが面倒なこと、鶏卵に比べてコストが高いのが難点ですが、うずら卵プリンは個人的にかなり気に入りました。
次はうずら卵を使ってスポンジ(ジェノワーズ)を焼いて、デコレーションケーキなんて作ってみようかな(^^)





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