ルネッサンストマトとアイコトマト

名古屋から新幹線（こだま）で二駅、愛知県の東の端「豊橋市」は野菜の生産がさかんな土地です。
特にキャベツの生産量は全国一だとか。
豊橋には仕事でときどき行くのですが、珍しい野菜がいろいろと売っていて楽しいです。
先日も豊橋に行った時に、駅ビルの八百屋さんで気になるトマトを見つけました。


先端がツンと尖った「ルネッサンストマト」（１個160円）です。
張りがあってつやつやして、とってもおいしそうです。細長く尖った形が面白いですね。

トマトの横にあったPOPによると、
ルネッサンストマトは、奥三河の設楽町名倉高原で作られていて、酸味と旨味のバランスが程よく取れたトマトなのだそうです。
ハート型で皮が薄く、果肉が厚く、中身がぎゅっと詰まっているのが特徴なのだとか。


どんなものかと購入して帰り、さっそく食べてみることに。
切ってみると、普通のトマトよりも果肉部分が固くしっかりしていてゼリー部分が少ないです。
甘いけどしっかりと酸味もあって、トマトの青くさいような風味があって、昔ながらのトマトの味という感じがしました。
昔、田舎の畑で食べた完熟トマトの味を思い出しました。
スーパーのトマトとは全然違います。


一般的に、フルーツトマトと言われるトマトの糖度は７度～１２度だそうですが、ルネッサンストマトは甘いものは糖度が１０度を超えることもあるそうです。
桃太郎などの普通のトマトよりも、平均して２度ほど糖度が高いとか。
だけど、甘いだけじゃなくて同時に酸味もあるのが、このトマトの特徴だそうです。
生食のほかに、トマトソースなどにも向いているそうです。





豊橋では、もうひとつ見慣れないトマトを買ってみました。
ミニトマトの「アイコトマト」です。
楕円形の真っ赤なミニトマトは、見るからに甘そう。
いただいてみたら、こちらもすごーく甘いトマトでした。
ミニトマトの中でも、糖度が高いことで有名なトマトなのだとか。


ルネッサンストマトと、アイコトマトをそれぞれブルスケッタにしてみました。
角切りにしたトマトと、バジル、オリーブオイル、塩こしょうを混ぜ合わせて１０分ほど冷蔵庫で冷やしておきます。
薄切りにして焼いたバゲットににんにくをこすりつけて、トマトを乗せたらできあがり♪
白ワインにぴったりでした。





ブルスケッタにしたら、私はアイコトマトよりも酸味のあるルネッサンストマトの方が良く合うような気がしました。
ゼリー状の果肉が少ないので食べやすいのもいいですね。
ルネッサンストマト、なかなか気に入りました。
近所のスーパーでも売ってくれるといいのになと思います。
トマトもいろんな種類があって楽しいですね。
また面白い野菜を見つけたら、試してみようと思います（＾＾）



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