退院して職場復帰してから早や1ヶ月。
外来の化学療法室での初めての抗がん剤の投与の日です。いつものとおり、採血、採尿、レントゲン撮影を済ませ、呼吸器内科の待合室へ。この日はじめて診察前に体温と血圧を測ってと言われました。
入院中にオプジーボとヤーボイを投与しましたが、今回はこれを無くして、カルボプラチンとアリムタだけを投与することになりました。
主治医の先生の診察が終わり別の棟へ。初めて入る化学療法室。ベッドやリクライニングチェアがたくさん並んでいました。段取りもわからず、看護師さんに言われるがままに初回はベットで受けることになりました。吐き気止めの薬を飲みいざ、開始!!

点滴中はスマホいじりながら約2時間。その間に妻は会計を済ませ、処方箋を持って敷地内にある薬局で薬をもらっていてくれたので、終わった後はすぐに帰ることができました。体調もとくに変化なく、帰り道に遅くなったお昼をよく行くラーメン屋さんでとりました。食欲もあります。

副作用の治療がメインになっていた3ヶ月でしたが、ようやく癌の治療ができたことにしばしホッとしておりました。この後は11月までに3週間ごとに4回カルボプラチンとアリムタを投与しました。その間に2回くらいはダルさ(倦怠感)や食欲不振もあったりしましたが、吐き気もあまりなく3日くらいで復活できておりました。

この頃には他の臓器に異常もなく、腫瘍マーカーの数値はだいぶ改善されてきて目安とされるCEAの値が50以下まで下がりました。よしよし、このまま順調に治療が進むことを願っておりました。


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