ネットでちょっとうんちくさ! Premium -5ページ目
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株式投資(ネット)を考える

インターネットで株を買う。今ではごくごく当たり前?のことです。
そもそもなぜ皆さん株式を購入する(したい)のでしょうか?要するに動機です・・
もちろんいろいろあるでしょうが、一番は儲けたい!ってことでしょうね。
儲けることは悪いことではありません。株式投資ですから、投資に対してリターンを
望むことは全うな考えですし否定もしません。が・・なぜ各証券会社のネット口座を
開いて、インターネットで株を買うのでしょう?僕のところにもネット株のやり方
教えて!とよく来られます・・ 手数料が安いから・・ いつでもインターネットで
株価が確認できて手軽だから・・ もちろんそれもあるでしょう。

しかしその前に、ネットであろうが店頭であろうが「株式投資」ってそんな理由で
やってもいいのだろうか?個人の資産をどう使おうが勝手だ!ってことでしょうが、
そうではなく、「投資」の意味を分かっていない方が多数いると感じます。
もちろん分かってなくて「投資」するのも結構なことなのですが、分かってなくて
投資することは投資ではなく「投機」です。インターネットで株式を買うのも手軽だし
身近な人もやっているから、やってみたい・・結構だと思います。

株式を買うことは「その会社に投資する」ということの意味を一体どのくらいの
方が「意識」して行動しているのだろう?っていつも思います。
デイトレーダーっていう言葉があります。(略してデイトレ)彼らが投資(投機)に
使っている資金が全うに社会的な貢献をなしている、つまり企業に資金として
流れているのだろうか?税金払ってるのに(利益確定後)文句あるのか!って
声が聞こえてきそうですが、税金払ってるから何でもOKなのか?って思っちゃいます。
デイトレの影響で一番得してるのは、「ネット証券各社」であるという
事実をまずは、しっかりと意識しておきたい。各証券会社の無料○○セミナーとか
申し訳ないが、ネットで始める○○・・ なんていうのは要は90%は営業です。

ここから本題・・(笑)
A社の株式を購入(投資するということは、A社の株価に価値があるっていうことを
前提にしなければ、継続した株式投資は難しいと思うのです。その株価の価値は人に
よって異なることは当然あります。B社の株を毎月2000株づつ購入している知り合いの
社長さんがおられます。株価に関係なくです。何故か?と聞くと、その会社が無ければ、
今の私は存在しないのですよ・・だから恩返しのつもりで買っています・・
これは立派な動機ですよね。何のために株式投資をするのか?ということをしっかりと
考えて行動しないと、ちょっと株価が下がったくらいでパニックになっちゃうんですよ。
実際そのような方を見ていますので・・そのA社に投資したのは「あなたの判断で」
行動したのです。その行動した理由(動機)が重要なのであって、株価の価値(価格)
自体はマーケット(社会)が決定するのです。その会社に対して投資する動機が
しっかりあれば(自分の判断でいいのです)ネットであろうが店頭であろうが
そんなことは関係なく、株式投資という手段で社会的な貢献ができることが
理解できるはずです。そしてその結果、投資に対するリターンも得られることになるでしょう。
リターンの前に、あなたの投資姿勢を正すことが、リターンを得られる最善の方法です。


ネットショップが成功する秘訣~価値調達能力が集客を左右する

一般的に販売を行うということは、他人に対して物品、情報なりの付加価値(提供者側の)を提示することです。よって、その提供された価値を自分に取り入れる(購入する)かどうかは、価値を提供された側の問題なのです。これをネットショッピングについて考えてみます。

 運営側のネットショップにとって繁栄するために大事なことは多々あります。これはリアルの店舗(居酒屋など)も同様です。一般的にはそのページの訪問者(ユニーク)が多いほうがいいのは当然でしょう。100人より200人、200人より300人に訪問してもらった方が、その訪問者の目に留まるからです。そのためには、「SEO(サーチエンジン最適化)」や、アドワーズ、オーバーチュア(検索サイトを使ったキーワード広告)といったテクニカルなものの利用も当然、必要でしょう。

 しかしこれらは、僕にとって言ってみれば、導入することが特別なことではないと思います。「導入したからユニークユーザーが増えた万歳!!」なんてオメデタイ奴になってしまいます。これらは1つのツールであって、利用するかしないかというのが問題ではないのです。やりたければやればいいという程度のものなのです。

 ようするにユニークユーザーというのは、こちら側(価値提供側)がいくらがんばっても数を増やすのには限界があるのです(だからといって、学習をすることをせずに、文句ばっかりいうのもどうかと思いますが)。メディア(インターネットの場合はサーチエンジン系)に露出する回数が多ければ必然的にユニークアクセスは増えます。

 しかし! そこにはビジネスのにおいがしてしまいます。そうです。広告料金です。人を呼ぶ(訪問者に来てもらう)にはコストが発生します。有名なページにはお客様が集まりますので、画面に表示されればその文字が目に入り「クリック」へと結び付けます。他にも、メルマガなどの集客ツールはいくつかあるでしょうが、あくまでもツールであって決定打は何もないのです。であればこそ重要なのが、商品の提示能力以上に求められるもの――それが「価値調達能力」だと思います。

 ショッピングの場合、他の人に価値を提供することはツールを使用すれば、それなりの成果(売り上げなど)は出るようになります。しかし、ユーザーも人の子。なんでもかんでも購入するわけではなく、自分が買いたい商品を買う、自分にとって価値があるものを買う、ということになります。よって、多くの人が欲しいと思うような差別化ができる商品・商材を見極める能力が重要であると思います。そして、その商材の価格が消費者にとってリーズナブルであればあるほど効果は期待できます。

 価値調達能力とは、その商品の「商材+価格」=市場で通用するという大原則を見極める能力があるのか、なのです。すべての商材は難しいと思いますが、少なくともそれなりの確率で調達を見極められなければならないと思います。

 もちろん、ロングテールの法則という考え方もあるでしょう。しかし、それはネットショップという、いち店舗内にある商品の中での選択肢という話とは違ってくると思います。ネットショップの場合は、インターネットで物を販売します。ユーザーは目(掲載されている写真)でしか商材の形はわかりません。その商材の価値を見極めれているショップが提供している商品は、ユーザーの目に留まり、また訪問してくれるようになるという原理原則があってこそ、ネットショップは継続できる、ということをわかってない人(この場合はショップオーナー)が多いのではないでしょうか?
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