手数料
手数料という語句は非常にやっかいな立ち居地にある言葉ではないだろうか?
手数料って一体なんのか?とくに最近(いや以前からだが)
手数料という言葉が横行しているように思える。
それはある意味仕方がないのかもしれない。
ネットの商売はある意味、トランザクション(手数料)がビジネスモデルに
なっているケースも多々あるし、リアルの商売でも手数料で稼ぐ?って
いうスタイルは往々にして見受けられる。別に悪くはない。
我々の生活に深く、密接に関わっている手数料。
手数料はまたの名を「徴収」ともいう。
徴収料と言われると、聞こえが悪いので
手数料と名前を変えてソフトにしているのだ。
(徴収料より手数料の方がソフトに聞こえるのは私だけだろうか?)
ここでネットビジネスでの手数料(トランザクション)をもう少し深く探って見たい。
大半のビジネスは手数料を搾取することを常套としているケースが多い。
もちろんトランザクションだけは成り立たない。
課金(フィー)モデルや広告モデル、興行モデルも併用して
ビジネスモデルが構築され、付加価値を高めていきユーザーの信頼を得るのが青写真。
しかしだ!
そのトランザクション ビジネスを根底からひっくり返す企業がある。
どこでしょうか?
考える時間です・・
答えはGoogleです。
AdwordsではGoogleはユーザーから料金を徴収するが、
これは徴収というより課金モデル。ユーザーには(個人差はあるだろうが)
手数料という意識はない。
Adsenseなどは逆にユーザーにお金を提供してくれる。
WebページにAdsenseタグを貼っている方は、山ほどいるのが現状だ。
其のあたりのバランス感覚はさずが!という一言で、
ユーザーから見れば、お金を取られるという意識は全くないのだ。
少なからずトランザクションは取っているのだが
無料コンテンツツールなどの充実で、其のあたりを帳消しにしている。
帳消しどころが、有難く思えてしまうのだ。
その人間の心理を付いた、バランス感覚がさすが!ということだ。
手数料に対して利用者が搾取されていると感じるか、ありがたいと感じるかは、
その時点でのサービス価値と価格と利用者の心理が影響するので
一概に判断できないが、このバランスを取るのが非常に上手い。
現在、日本ではYahoo!プレミアムIDが上記に該当するのかな?