自閉症裁判―レッサーパンダ帽男の「罪と罰」/佐藤 幹夫
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浅草で起きたレッサーパンダ帽男事件のルポ。
著者自身があとがきで書いているように、
字数の制限から自閉症一般についての記述が少ないのが残念。
とはいえ、
自閉症とは自分が想像していたような
単に他人と関わりを持つことができないというような
単純な問題ではないことは分かった。
前に読んだ
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にも書かれていたように、
この国の警察・司法そして福祉は
障害者に対してとても厳しい。
福祉の網(ザル)からもれた障害者が犯罪を行い、
警察は障害をまともに取り扱わず、なおざりな捜査を行う。
それを追認する司法。
この連鎖から無用な犯罪・犯罪者・
被害者が生まれていく。
殺された女性・遺族。
加害者の影で苦労の末に亡くなられた妹。
福祉がしっかりしていれば、
この方達の犠牲は防ぐことができたはず。。。
著者の佐藤幹夫氏、共生舎のスタッフ、
弁護士の副島洋明氏のような方々がいることが
せめてもの救いか。。。
★★★
