心にナイフをしのばせて/奥野 修司
- 心にナイフをしのばせて/奥野 修司
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30年以上前に
神奈川県サレジオ高校で起きた
同級生首切断殺人事件のルポ。
被害者家族は
慰撫されること無い傷を負い
事件後の生活を送る。
また事件後一切の謝罪はなく、
加害少年の親と交わされた
慰謝料の支払もほとんど履行されていない。
それでも、
事件と関わることの恐怖から、
また加害少年もきっと
その後ツライ生活を余儀なくされているだろう
との思いから、
被害者家族は
加害少年への恨み言ひとつも口にしない。
しかし、加害少年は、
少年法に守られ『更正』『社会復帰』し、
その後、弁護士として、
順風満帆の生活を送っていた。。。
そして、被害者家族が
弁護士として生活する
加害少年に接触しようとしたとき、
弁護士となった加害少年は
信じられない言葉を発する。
この本、
被害者家族の証言部分がほとんどで、
事件の真相に迫る部分や
加害者の証言がないのが残念。。。
とはいえ、
少年法って?『更正』って?
と考えされられる本。
1章・11章・あとがき
だけでも読む価値あり。
当該加害少年(弁護士)には腹立つけどね。。。
★★☆
この本を知ったのはだいぶ前で
そのときネットで検索したら、
本では伏せられている
弁護士の実名やらなんやら
簡単に分かった。。。
便利なネット社会の
怖い部分を垣間見ました。