晴れ

暖かい日も多くなり、過ごしやすい季節となってまいりましたが、みなさまにおかれましてはいかがお過ごしのことでしょうか…?
著者は、神奈川県内を広域に移動しながら、このブログの「本編」となります「食」の開拓と、野鳥を中心とした県内の自然景観を探しておりますが、双方とも問題を抱えております。


「食」につきましては、コロナ禍以降の飲食費の高騰で、千円未満で利用可能なメニューが激減してしまい、飲食店・そのメニューの選択に苦労しております。
また、一方「野鳥などのネイチャー系」の各「おまけ」につきましても、撮影範囲が神奈川県内限定ということもあり、過去にご紹介済みの野鳥ばかり撮れてしまい、撮影出来ていない野鳥は「難観鳥」と呼ばれる珍種ばかりが残ってしまいました。


つまり、このブログで取り上げる対象とするものの選択に難儀しており、今回の記事では過去の繰り返しネタでしたりもしますが、以前の記事とは切り口を変えた解説でテキストを付けた内容にしたつもり?ですので、何卒ご理解の上ご拝読賜われれば幸いです。


おまけ 1 (キビタキ 2023)

みなさまは「夏鳥」と聞いて、一体どの野鳥を思い浮かべることでしょうか…?
恐らく、この「キビタキ」か「オオルリ」とお答えになる方が多いかと思いますが、この時季は「キビタキ」や「オオルリ」だけに限らず、夏鳥全般を安定して観察・撮影することは困難な状況となります…。



● それは、例えば 同じヒタキ科でも、冬鳥の「ルリビタキ」や「ジョウビタキ」は、餌が極端に少ない冬季を日本で過ごすため、その際に わずかな餌を求めて動き廻るので、比較的簡単に観察・撮影することが可能ですが、夏鳥類は樹々の新芽や昆虫類など身近な餌が豊富にあり、そのためハデに動き回らなくてもいいため、ハードウォッチングや野鳥撮影には多大な苦労が強いられるためです…。


● 加えて、新緑が生え揃った時期に南方から渡って来るため、樹々の葉をブラインドにして姿を隠してしまい、このことも見つけ難い大きな要因の一つとなっております。

そんな中、この「キビタキ」の雄♂の熟年鳥(3年鳥以上)の個体の中には、首(喉)の辺りの黄色の成熟色が飽和状態に達しますと、アザや内出血でも起こしたように、赤く変化する「ノドアカ」と呼ばれるプレミアムな個体が存在しております。(上段写真)

● 喉(首)が内出血したか、外部出血しているかのように赤く見えることさえあるため、新日本プロレスと全日本プロレスを渡り歩いた、あの「スタン・ハンセン」のようなヤツが「キビタキ」の世界にも存在していて、必殺の「ウェスタンラリアットをぶちカマされたか?」のようです…!? (下段写真)


● 夕刻、早熟の2年鳥?3年熟鳥?と思われる雄♂が、せせらぎ水路にご入浴(水浴び)に来たところを、草むらに隠れてデバガメ撮影した様子です。(写真上段)

● この個体は、郊外の街路樹に留まっておりました雄♂で、若年鳥(1〜2年鳥)と見られ、成熟途上ということもあるようですが、晩春〜初夏の強い太陽光を浴びて、おつむ(頭の頂点)はグレーに、胸部・腹部の黄色はレモン色に日焼けしているようです。

緑の濃い山岳部には、このような色褪せた個体は少なく、太陽光から逃れられる緑の少ない郊外や市街地にいる個体に多いため、郊外や市街地の個体をすべてとっ捕まえて、日焼け止めクリームを塗って上げたい気持ちでいっぱいです!※1(写真下段)


※1 野鳥をとっ捕まえて、日焼け止めクリームを塗布する行為は、鳥獣保護法に大きく抵触・違反しますので、このブログをご覧のよいこのみなさまは、そのような行為は絶対ヤメましょう。


● 4月の中旬から現在に至るまで、探鳥出来たのは ほとんど囀(さえず)りをして、さらに目視でも目立つ派手なカラーリングの雄♂の「キビオ」ばかりでした。(上段写真)

● ところが、先週 林道脇の小さな滝のせせらぎに、ご入浴(水浴び)?水分補給(水飲み)?にやって来た雌♀の「キビ子」を発見し、すかさずブチ抜き撮影してあげました。

「キビタキ」の雌♀は「オオルリ」の雌♀と、身体の大きさや色が酷似しておりますが、微妙ながら「キビタキ」の雌♀も黄色味を帯びることから、この個体も背中がわずかに黄ばんでいるので、間違いなく「キビ子」と判定しました。(下段写真)


撮影場所 川崎市多摩区枡形地内「川崎市 生田緑地」 野鳥の森 内、秦野市名古木地内 善波峠 付近、秦野市曽屋地内「弘法山公園」内 権現山々頂西側 付近、横浜市栄区鍛冶ヶ谷「鍛冶ヶ谷市民の森」南西側街路、愛甲郡愛川町半原地内 「神奈川県あいかわ公園」内 北東側の植樹帯、伊勢原市日向地内 「日向林道」起点より終点(雷神社方向)に向け約600m付近 進行方向左手法面下のせせらぎ にて



おまけ 2 (ヒバリ)


野鳥撮影を始めた当初、ある野鳥観察・撮影のガチ勢の方から「野鳥の写真が上達したければ、1シーズンだけで良いからヒバリの写真を撮ってごらん、1シーズンやればカタチになって来るョ…」といわれました。

「ヒバリ」なら近所の野原や畑にもいる鳥だし、春にはハデに鳴いて囀(さえず)りするので、探鳥するのも容易かと思い、早速始めてみたのですが、これがなかなか大変で、被写体(ヒバリの身体)は小さいは、人間様に対する警戒心はハンパないは、さらに すぐ飛ぶので空中戦(飛翔体撮影)が増えるはで、半分さじを投げたようなかたちとなる時もありました…。

ただ、3シーズン(3年間)も「ヒバリ」の撮影を続けますと、ちょっとは技量が身について来たようにも思います。


● 草原で餌となります小さな昆虫(アリ)をGETした「ヒバリ」の雄♂で、雄♂には頭の頂点にトサカ状の冠羽根があります。(上段写真)

● 今や大手外食チェーングループにまで成長した「すかいらーく」グループの「すかいらーく」とは、英語で「ヒバリ」のことで、現在の「すかいらーく」グループの前身だった食品販売会社の創業の地が当時の東京都田無市(現在の西東京市)の「ひばりヶ丘団地」にあったことに由来するらしいのですが、著者はこれに関していいたいことがあります。

① 当時、誰が描いたか? 「ヒバリ」をモチーフにして書いたとされるロゴは、上の画像のとおり「ヒバリ」の羽根は赤くねーし、クチバシも黄色くねーし、眠そうな目もしてねーし、だいたい「九官鳥」みたいなカタチしてねーし。

② 「すかいらーく」グループ各店の利用時に、顧客の入店・退店でドアか開いたり、オーダーが決まり卓上の呼び出しボタンをポチッとすると「ピィロロロロロ…♪」と鳴る、あの電子音は「ヒバリ」の囀(さえず)りをイメージしたものとのことですが、本物の「ヒバリ」はあんな声で鳴かねーし。

(下段2分割左画像)

● あの大物歌手の 故「美空ひばり」さんの名前の由来も、天高く芸能界の空に舞い上がり「ヒバリの囀(さえず)りのように、美しい歌声を視聴者に届ける…」というのは分からないではありませんが、ある年のNHKの紅白歌合戦に出演した時の衣装が「天高く舞い上がるヒバリをイメージした…」とのことですが、これに関しても著者はいいたいことがあります。

◉ 「ヒバリ」は「カラス」みたいに黒くねーし、そんなモジャモジャした羽根じゃねーし。

3年間「ヒバリ」を追い続け、撮影して来た著者からすると、ツッ込みどころ満載の状況ですが、両者とも「ヒバリ」について、もっとお勉強すべきだと考えます。(下段2分割右画像)



● 平野部であれば、市街地・郊外の草原や農耕地に幅広く生息しておりますが、なかなかじっくりとそのお姿を観たことのない方も、この雄♂の「ピーチク・パーチク♪」という、囀(さえず)り声は聞かれたことがあるのではないでしょうか…? (上段写真)

● これは、雄♂の雄叫び(囀り)に誘われて姿を現した雌♀の個体ですが、頭部には「モヒカン」とか「(ジオン軍の)中隊長マーク」などとも異名をとるトサカ状の冠羽根はありません。(中段・下段左右写真・画像)


● こちらは、別のフィールド(野鳥撮影場所)で、農業用の区画分け杭の上で雄叫びを上げている雄♂のお姿です。(上段写真)

● 一方、石の上でその雄♂の雄叫びを聞きながら、その求愛を受け入れようか?只今 考え中の雌♀です。(下段写真)


● そして、著者の3年間の野鳥撮影の集大成ともいえる「ヒバリ」雄♂の雄叫びを上げながらの飛翔体の撮影ですが、ディープランニング(被写体認識・検出)機能の搭載されていない、1世代前の一眼レフ機で撮影しており、そのため快晴の空が背景にないと、雲にピントが奪われてしまい、空(雲)の風景写真にピンぼけの正体不明の飛行物体が写り込んだ謎の写真になりがちでした…。(上段写真)

● こちらは、最新のディープラーニング機能を搭載した、新型のミラーレス機で被写体(ヒバリ)をピント追従させながら撮影したもので、さすがに距離があり、小さな「ヒバリ」の瞳は検出することが出来ませんでしたが、それでも「鳥」とは認識しており、頭部や身体全体の認識とピント追従機能は働いてくれて、ガチピン(きちんとピントの合った)状態で、躍動する胸〜肩のマッチョな筋肉が撮影出来ました。(下段写真)


撮影場所 厚木市上依知地内 休耕畑、藤沢市遠藤地内の稼働畑、横浜市緑区恩田地内の稼働畑、藤沢市辻堂大平台地内の畑上空、茅ヶ崎市芹沢地内の畑上空 にて



本 編


このブログの各「おまけ」の記事に出て来ます、野鳥観察や撮影の「ガチ勢」が集まり、その日の観察や撮影の反省会?(情報交換など)を行なっている飲食店があり、著者も常々「一度利用してみたい…」と思っていた店といえるッ一。

「何故、ガチ勢たちが集まるのか…?」というと、その店は野鳥観察・撮影スポットが集中しているエリアの中にある数少ない飲食店で、その店からは東西南北どの方角にでも わずか数百m移動しただけで、有名探鳥地があるためであるッ☝🏻!!



ここは、秦野市名古木地内に店を構える「ロイヤルインド(レストラン)」秦野店で、この店こそが野鳥観察・撮影の「ガチ勢御用達」なのであるッ☝🏻!!

インターネットサイトなどで調べてみると、こちらの「ロイヤルインド」は、インド人の方が経営され、インド人スタッフで運用されるインド料理専門店で、現在 千葉県内に11店舗・茨城県内に2店舗・栃木県内に2店舗・福島県内に1店舗・山形県内に2店舗・宮城県内に3店舗と急速増殖中であり、大手全国チェーン店は原則取り上げない方針ではあるが、神奈川県内には この秦野店が1店舗だけの展開なのと、まだ「大手全国チェーン店」と呼ぶには早い業態なこと、何より こちら秦野店が「ガチ勢御用達」なので取り上げてみることとしたッ一。




こちらへは、小田急線の秦野駅北口より徒歩約30分と具体的ではないが、クルマをご利用の場合には国道246号線沿い「名古木交差点」南西側とわかりやすく、駐車場も15台分程度が用意されており、クルマでの来店時には大変便利な条件であるッ☝🏻!!

著者は、野鳥撮影では こちらを利用しているガチ勢にはヤラれっぱなしで、著者が「先週、今季初めて◯◯が撮れました!」と報告すると、そのガチ勢が「オレも、今季まだ15羽しか撮れていないョ…」というレベルの違いで、そんなガチ勢たちに今回は「食」の土俵で一矢報いたいッ一。






今回、オーダーしたのは「お得!」とされる「ランチメニュー」の中から「C」の「チキンカレー」¥610-(税込)と、ナン&炭焼き(タンドリー)チキン&サラダの「ナンセット」¥320-(税込)の計 ¥930- であるッ☝🏻!!

このブログの読者様の中には「各おまけの記事で野鳥を取り上げておきながら、本編では鳥肉を食べるんかい !?」という御意見もあり、鶏ガラスープのラーメンを食べただけでもツッコミを頂戴することすらありますが、今回は あえて「チキンカレー」に「炭焼きチキン」とハデにヤラかしてみることにし、また 野鳥撮影では敵わないガチ勢も「この店の激辛は辛くて食えない…」などと言っていたので、辛さのレベルはさらに上の挑戦者求む表記のある超激辛」でオーダーし、普段の野鳥撮影ではヤラれっぱなしのガチ勢たちに一発カマしてやりたいッ一。





著者は本来、あまり辛いものには強くはなく、日本のカレーライスであれば「中辛」レベルが好みなのだが、何故か?インドなどの中東諸国のカレーには燃えるものがあり、過去にこのブログでも神奈川県内において「激辛」とされる店のカレーを道場破りをする如く食べ歩き、制覇して来た経験があるのだが、コロナ禍以降しばらくは激辛カレーは食べておらず、今回は一抹の不安があったのであるッ☝🏻!!

まず、この手のメニューを取り上げる際に注意すべき点は、上の写真のように俯瞰(ふかん)撮影(真上から垂直方向を撮ること)するに当たって、熱々で提供されるカレールウには強烈なカプサイシン成分を含んだ湯気が発生しており、それをまともに浴びてしまい口や鼻から体内に入ると咳き込む症状となり、また目から入ると涙目になってショボショボしまい、いずれも食事前に大きく食欲(戦意)を消失することとなるため、充分な注意と配慮が必要になるといえるッ一。



コロナ禍で外食を制限していたことから、久しぶりの「血の池」と称される(超)激辛カレールウのお姿だが、いつものメニューとは違い、いきなりガっつく気にはなれず、精神統一して自身に気合いをを入れてから、ナンやスプーンを手に取りたいたいッ☝🏻!!

著者くらいになると、隣の席で食べているお客さんのカレールウの色で、そのお客さんがどの辛さレベルでオーダーしたのか判ってしまうのだが、周囲のお客さんは中辛〜辛口が多かったようで、淡いオレンジ色を呈したカレールウだったが、ところが「見よ、このドス赤いカレールウをッ…!! 」



カレールウの色は、ターメリック(日本でいうウコン)の黄色が基本で、これに随時チリパウダー(日本でいう一味唐辛子をさらに細かく粉砕したもの)を増して行く毎に、甘口〜中辛〜辛口〜激辛〜超激辛と赤みが増して行き、それによりルウの粘度も高くなりサラサラ〜ネチョネチョに変化して行くのであるッ☝🏻!!

変に「カレーの香りを楽しもう」などと、鼻を近づけてはならず、上の欄でも解説しましたように強烈なカプサイシン成分を含んだ湯気が発生している可能性があり、もし それを吸い込めば咽(む)せるように咳き込むこと間違いなしといえるッ一。



このカレールウには、スプーンのさじサイズの鶏肉が3個奢られおり、これをやっつけることにより器の水位?(ルウ位?)がぐっと下がるため、精神的な余裕が生まれて来るのであるッ☝🏻!!

これでも「食」ブログなので、カレールウやチキンの味の解説をしますと、強がりではなく、あまり顕著な辛さは感じないものの、とにかく口の中には「激痛」を感じ、食道〜胃の上部には妙な熱さを感じる感覚といえるッ一。



そして、あの「古事記」における「ヤマタノオロチ」のようなカレールウの辛さに立ち向かう上で「草薙の剣」的な武器になるのが、このナンの存在であるッ☝🏻!!

つまり、いつも この手のインド料理を取り上げた際には書いていることだが、カレールウの強烈な辛さを受け止められるアイテムは このナンしかなく、激辛なインドカレーを食べ進む上で最も重要なのは「カレールウとナンの適切な消費バランスの見極め」で、もし激辛のカレールウを余らせてしまっては そこで「Game Over」となりますし、逆にナンの方を余らせても、ナンだけでは口の中の水分を全部もって行かれてしまいパサパサになり、あまり美味しく食べられない状況に陥ってしまうといえるッ一。




上で書きましたように、カレールウとナンの消費バランスを常に注意しながら食べ進んでみたが、食事開始1分後には味覚中枢が麻痺して「辛い」とは一切感じなくなり、その代わり「痛さ」と「熱さ」との勝負になるのであるッ☝🏻!!

この強烈な辛さに加えて、高濃度カプサイシン摂取によるラリったような効果で、ナンや撮影のためのスマホを持つ手は小刻み震える久しぶりの感覚に見舞われたが、ここで慌てて水やチャイ(インド紅茶)・ラッシーなど、すべての液体は口にしてはならず、それは口内〜食道で辛さ(痛さ)の被害のない部分まで液体により辛さの被害が拡大してしまうためといえるッ一。



万一、耐えきれない辛さ(痛さ)に見舞われた際には、このサラダが救世主となり、液体では拡大させてしまう辛さ(痛み)の範囲を抑えながら、辛さ(痛さ)の緩和に貢献してくれるアイテムといえ、また 炭焼き(タンドリー)チキンも目先を変えて束の間、辛さ(痛さ)から解放してくれるが、本来はかすかにターメリック(カレー)風味がするハズなのだが、カレールウの強烈な辛さにより味覚神経がブッ壊れた状態だったため、鶏肉の風味と炭焼きの香ばしい風味は判ったが、ターメリックの風味は全く感じない状態であるッ☝🏻!!

ご覧いただいております読者さまの中には「どうせ 著者-DXは写真だけ撮り、カレールウのほとんどは残したんだろう…!?」などと、お思いの方もいらっしゃるかと思い、普段は絵(写真の内容)が「ばっちく」なるので載せていない空容器による完食状況の写真を添付したが、実は今回、微妙にナンを余らせてしまい、そのナンで器を拭き取るように食べて、これなら洗わなくても次のお客さん用に使ってもらえるかもしれないッ一!?


上のカレールウが入っていた空の器を眺めながら、著者は「見たかッ(野鳥撮影の)ガチ勢、インドカレーの食べ方なら、こっちがガチ勢だッ !!」と心の中で呟きましたッ一。

野鳥観察・撮影をされる方だけではなく、幹線道路の国道246号線沿いにあるレストランなので、都内や川崎・横浜方面から丹沢・箱根・富士山などの観光や行楽で、秦野市内にお立ち寄りの際には、是非とも本場インドのカレーの味をご堪能いただきたいッ☝🏻!! ※2


※2 辛さに自信のない方や、普段あまり辛いインド料理を召し上がっていない方は、いきなり今回の辛さレベル「超激辛」はガチで危険かと思います。

何度か通い、様子を見ながら中辛〜辛口〜激辛〜超激辛と徐々にステップアップされることをおすすめします。



引き続き 下の各「おまけ」の記事も、是非ご覧下さい。⬇︎



おまけ 3 (リュウキュウサンショウクイ 2023)


昨年も、このブログでご紹介した野鳥ではありますが、本来 その名が示すように、日本では沖縄や奄美諸島などの南国に生息しております留鳥で、本州では見られないハズの野鳥ですが、近年 地球温暖化の影響からか?本州でも多く目撃されるようになり、昨今では我が神奈川県内でも各地で繁殖・営巣活動さえ確認されております野鳥です。


● それでも、神奈川県内では まだまだ希少な野鳥で、その容姿は 市街地などでも頻繁に観られる「ハクセキレイ」にも似ておりますが、生態上その「ハクセキレイ」は天敵に追われた際などの緊急時以外には、高い樹の枝には留まらないため、比較的簡単に判別が可能です。


● 昨シーズンは、別の野鳥を探鳥していて急に飛んで来た「リュウキュウサンショウクイ」を発見したため、慌てたこともあって あまり良い写真が撮れなかったので、今年は野鳥撮影のガチ勢の方の間では有名な繁殖地で、腰を据えて撮影してみることにしましたが、ほぼ営巣の時期は終わってしまっておりました…。

このコントラスト感の強い個体が親鳥です。(上段2分割左写真)

● この細身で、コントラスト感の弱い個体は、今年生まれて、最近巣立ったばかり?まもなく巣立つ?幼鳥です。(上2段分割右写真)

● この時期、小さな昆虫類が主な食料源となるため、餌となります樹木におります昆虫を探しているようです。(下段写真)


● このフィールド(探鳥・撮影地)では、近年繁殖がすすんでいるようで、数時間の間に数羽の個体を確認することが出来ました。

雄♂の個体は、頭の頂点部が黒いのが特徴なので、恐らく この個体は雄♂です。(上段写真)

● それに対して、雌♀の個体は頭の頂点部が淡い灰色とのことなので、恐らく この個体は雌♀です。(中段写真)

● 左側の写真の個体が「リュウキュウサンショウクイ」で、右側の写真の個体は「ハクセキレイ」ですが、識別法として「リュウキュウサンショウクイ」は、おかっぱ頭?バイク用の半キャップヘルメット?や、旧ナチスドイツ軍のヘルメット?を被っている風なデザインで、クチバシが「ハクセキレイ」より短く、若干おちょぼ口です。(下段2分割左右写真)




● 自身でいうのも何ですが、これは時間を掛けて粘って撮影しました飛翔体写真で、およそ2時間三脚に据えたカメラの前で待機して撮影出来ました急降下滑空の状況です。(上段写真)

● 高速で羽ばたくことにより、安定した浮力と絶大な推進力を生み出しております。(下段写真)


撮影場所 秦野市内某所 にて (神奈川県内でバードウォッチングや野鳥撮影をされている方はよくご存知のフィールドかとは思いますが、繁殖・営巣地であるため、具体的な場所は伏せさせていただきます。)



おまけ 4 (コミミズク)

正確には、この晩冬〜初春(1月下旬から3月下旬)に撮影しました写真を添付いたしましたが、著者は本来 小鳥類を専門に撮影しているため、猛禽類は撮影しないのですが、ただでなくとも野鳥が撮影出来ないこの時期に、3年(3シーズン)も野鳥撮影を続けると、撮影するのに「難観鳥」とされているものだけが残ってしまい、過去に撮影済みの野鳥ばかりが撮れてしまう状態となってしまいました…。
そこで、意外にブログの読者のみなさまからウケの良い猛禽類も撮影して、このブログの「おまけ」の記事の穴を埋めることといたしました。

● 猛禽類の中で、関東圏においても比較的容易に探鳥可能なミミズク類で、ポピュラーな「コミミズク」の撮影に挑んでみました!

問題は、普通の小鳥類とは違い夜行性のミミズク類の撮影は、当然 完全に暗くなりますとストロボや、定常光のLEDなどの照明器具が原則必要になりますが、それでは「コミミズク」の生態に重大な悪影響を与え兼ねないことと ※1、また そんな夜ふけに河川敷でストロボやLEDなどの照明器材を使用して撮影していますと、お巡りさんがやって来て、お約束の「こんばんは〜っ…♪」から始まる「職質」(職務質問)の対象となるのは目に見えているので、お利口さんな著者は作戦を練りました!


※1 ミミズク類などの夜行性の猛禽類類を撮影される方の中には、夜間に高出力のストロボ光やLED照明をミミズク類の寝床や巣の前に張った白いシーツなどに反射させて撮影される方がいらっしゃいますが、ミミズク類の目は暗い中でも餌が探せるようによく見えるそうですが、明るい光に対しては非常にデリケートに出来ているため、極端に視力が弱くなってしまったり、最悪は寝床や巣をパージ(放棄)してしまう事案も多くありますので、著者は「絶対に夜間撮影用の照明器材は使用するべきではない」と考えております!

● そこで、著者が考えたのは名付けて「夜討ち・朝駆け作戦」で、ご帰宅直前?やご出勤直後?の個体をふいに狙い撃ちすることです。

つまり、上の「コミミズク」の写真は、この時季は陽が短い時期ということもあり、西の地平線へ陽が傾き出したら行動を開始するので、夕方(陽の入り30分前頃)までに現着して、シンデレラタイムでのVゴール(サドンデス)方式で撮影しました写真です!

● しかし、最上・2つめの欄の写真のように、夜討ちでは草原に伏せるようにしているシーンしか撮影出来ず、今度は朝駆げしてみることにしました!

著者は、野鳥撮影のガチ勢組ではないので、普段はユルく、ユルりと撮影していますため、早起きは苦手なのですが、陽の出約1時間後までは残業帰宅組?の朝陽を浴びた「コミミズク」の姿を観ることが出来るので、これもシンデレラタイムでのVゴール方式で、そのご帰宅飛翔シーン?を捉えました!

● 今考えますと、上の欄でわざわざ早起きし、無理して早朝のご帰宅シーンを撮影しなくても、夕方に何回か通っておりますと「コミミズク」の夕陽を浴びたご出勤飛翔シーン?を捉えることが出来ました…。

その時、朝の弱い著者は心の中で「ケっ!」と不服と後悔の声を上げておりました。


撮影場所 神奈川県川崎市中原区上丸子天神町・八幡町地内「多摩川緑地」(丸子橋地区) 丸子橋下流側河川敷 内 にて



真紅のiPhone Supreme VI からの投稿