晴れ

今年も入梅時期を迎え、初夏に向かい鬱陶しい季節となり、蒸し暑い日があったかと思うと、反対に梅雨冷えのする日もありで、みなさまにおかれましても、体調管理には充分ご配慮いただきたいと思います。



さて、今回のメインの記事では本格的な猛暑となる前に、暑くなると足が進まなくなるコッテリ系で、今 話題沸騰中の とんこつラーメン専門店を取り上げてみたいと思います。

また、サブテーマとなります「おまけ」の記事では、春〜初夏にかけての神奈川県内での各野鳥類の生態の様子を書いてみたいと思います。



おまけ 1 (アカゲラ)

これぞ「ザ・キツツキ」というビジュアルで、平野部の森林や丘陵地にも わずかに生息しているそうですが、神奈川県内では山岳部以外の場所ではなかなか探鳥出来ない希少な種類のケラ類です。


● ケラ類の繁殖地として知られる箱根の山中で、多数のドラミング(木突き音)が聞こえ、比較的数の多い「アオゲラ…?」と思い探鳥してみると、何と「アカゲラ」でした。(2分割左写真)

● ケラ類は、高い場所に留まっていることが多く、写真の背景となる空の影響で、黒つぶれしてしまうケースが多いのですが、著者の身長と ほぼ同じ高さに留まっていたため、この「アカゲラ」の黒/白/赤の色のコントラストが鮮明に撮影出来ました。(2分割左写真)

● 何処のフィールド(現場)でも「枯れた、もしくは枯れかけた木によく居る…」と、ガチ勢の方から聞いてはおりましたが、確かに完全に朽ちた樹木の枝(上2分割左右写真)と、病害?で生育に勢いのない樹木の幹(直上写真)に それぞれおりましたが、削孔してカミキリ虫の幼虫などを捕食しながら、巣を築くのは みなさまも ご存知のことかと思います。


撮影場所  足柄上郡箱根町宮城野地内(早川上流域 宮城野商店街対岸 付近)、秦野市曽屋地内 「秦野市 くずはの家」園地内 葛葉川ふるさと渓谷 葛葉川右岸 にて



おまけ 2 (オオタカ)


別の野鳥(小鳥類)を撮影する目的で訪れた場所で、偶然に思わぬ野鳥に出くわしました!

「小鳥類が居る…」ということは、それを餌とする「大型の鳥も生息している…」ということになりますが、この辺りでの目撃例は一切聞いておりませんでしたので、最初は「あぁ、トビねッ…」と思っていたところ、精悍な面構えに身体のデザインも何処か異なっておりました。


● 樹高10m以上ある木の枝に留まっている猛禽類を発見し、最初は「あぁ、トビねッ…」と済ますところでしたが、何処か「トビ」とは発しているオーラが違いました。(4分割左上写真)

● 上空を仰いでおりましたが、明らかに鋭い眼光から若い「オオタカ」と判明しました。(4分割左下写真)

● 大型の猛禽類を「ワシ」、小型の「猛禽類」を「タカ」と呼びますが、そのサイズ感は一般的な「カラス」を一回り大きくした程度です。(4分割右上写真)

● 下で写真を撮っていた著者に気付いたらしく、必殺の「バードミサイル発射体制?」or「お尻ペンペン?」のアクションに入りました。(4分割右下写真)

● 飛び立ち直後の飛翔シーンですが、やはり「トビ」とは違い「絵になる」ショットとなり、その瞳は著者に向かって「んだッ、テメーっ!」と訴えているようでした。


撮影場所  横須賀市芦名地内 大楠山 西北側 (三浦郡葉山町との市町境付近) にて



本 編


神奈川県では 近年、横浜市・川崎市に続いて「相模原市」が周辺の町を吸収・合併し「政令指定都市」となり、都心方面へのベッドタウンとして賑わいをみせておりますが、そんな今 勢いのある街で大人気のラーメン店があるのを ご存知でしょうか…?

噂では、あの「神奈川県名物」と申し上げても過言ではない「”家(系)‘’に似て異なるもの…」との評判であり、一見似たようでありながら「まったく違う新しいラーメンを提供する店」だそうであるッ一。



そんな噂を聞いてやって来たのは、相模原市南区相模大野地内で営業する「麺屋 鼎(かなえ)」であるッ☝🏻!!

駅前のひっそりした路地を入ったところにある商業雑居ビルの1階が店舗だが、ランチタイムなどは こちらのラーメン目当ての顧客で人通りが絶えないほどの状況といえるッ一。




こちらへは、小田急線の相模大野駅北口より徒歩約1分といった好条件で、クルマをご利用の場合には、店専用の駐車場の用意はされていないが、店舗正面がコインパーキングとなっており、そちらを利用したいッ☝🏻!!

こちらの店が評判な理由の一つとして、相模原商工会議所が主催する「第9回 (平成24年度) Sagamihara お店大賞」という栄誉なタイトルを得たことが大きいといえるッ一。



その「地元のタイトルコンテンダー」の店舗で、今回オーダーしたのは ベーシックな「ラーメン」¥650- と「ライス」¥220- 締めて ¥870- であるッ☝🏻!!

注文は、自動券売機による食券購入システムで、コストパフォーマンスの面では、このご時世にありながら、ひと昔(コロナ禍前)の値段がキープ出来ているのは、店の企業努力に他ならないといえるッ一。





こちらの店のラーメン類の基本は、あの「家系」や九州地方と同じとんこつスープだが、どちらとも若干違い、デフォルトのスープは醤油とんこつでもなければ、トロみのあるような濃厚で露骨に獣臭のあるものでもなく、マイルドめな塩テイストながら、とんこつの濃厚さが際立った独自で特異なスープであるッ☝🏻!!

食券提示に「家系」のラーメン店と同様に、好みの麺の硬さ・スープの味濃さ・油の量が指定可能で、今回は 麺硬め・味普通・油普通というオーダーで攻めてみたッ一。



ビジュアル的には、あえていうなら「家系リスペクト」的な要素が強く、湯がき ほうれん草のトッピングがなく、逆に茹でもやしが追加され、塩テイスト故にとんこつスープ本来の淡い色が特徴であるッ☝🏻!!

これが、こちらのオリジナルのスタイルで、一般的な関東人にも抵抗のない程度 ※1 の わずかなとんこつ臭の香るラーメンといえる一。


※1 来店日は、蒸し暑く気温23℃程度で、雨天前だったため湿度も高めだったこともあり、若干とんこつ臭は感じましたが、著者には けっして不快なレベルではありませんでした。

 


これはマスト条件ではないが、一般的な「家系」では、使用されるのが太麺〜極太麺が主流なのに対して、こちらの麺は中細サイズであるッ☝🏻!!

硬めでオーダーしたこともあり、シコシコっな歯応えがあり、小麦の香りの強い絶品といえるッ一。



そして、注目のとんこつスープの詳細内容だが、その旨味とコク感は申し分なく、塩味スープにありがちな物足りなさは皆無であるッ☝🏻!!

「物足りなさのないスープは、胸焼けするようなしつこさがあるもの」だが、このトレイド オフの当てはまらないスープといえるッ一。



続いて、各トッピングアイテムの詳細内容に移るが、まさに「家系リスペクト」の煮込み豚バラチャーシューは、ホロホロで柔らかい仕上がりで、食べ応えのあるものであるッ☝🏻!!
加えて「家系」では珍しい茹でもやし、反対に「家系」では必須アイテムとなる焼き海苔と、スープの臭み消しとしての役割もあるネギが わずかながら加えられたラインナップといえるッ一。



そして、今回 施したテーブルチューニングだが、まずは粗挽きタイプの黒コショウを添加し、このコロナ禍で衛生上の配慮で、任意で申告することで調達可能な おろしニンニクと豆板醤で、ラーメンに味のインパクトを与えてみたいッ☝🏻!!

そして、みなさま待望の垂直に近い高角度のリフト撮影を華麗にキメてみたいッ一。





確かに「家系」ではないものの、類似した点も多いため、俗にいう「家系巻き」といわれる温存していた焼き海苔をスープでしゃぶしゃぶし、ライスに載せて海苔巻き状にして食べる大技を繰り出してみたのであるッ☝🏻!!

こちらは、本来のラーメン専門店らしく、調理場を囲むようなコの字型カウンター席のみの配席ポジションなので、常時 店員さんの目があるため、このブログの必殺技のブチまけを封印せざるを得ない状況だったが、レンゲでライスをすくう様にリフトさせ、ラーメンスープに浸して食べるクイックかつコンパクトな新技を披露し、あのブチまけと ほぼ同等の効果を上げてみたいッ一。


こちらは「家系は 油分が強く、味もしつこいので ちょっと…」といわれる方にも、味わいや満足感は そのままに、マイルドテイストなスープに仕上がっているといえるッ一。

相模原市近辺にお越しの機会があれば、是非とも こちらの「”家‘’とは違うとんこつラーメン」の味わいを ご体感していただきたいッ☝🏻!!



引き続き 下の各「おまけ」の記事も、是非ご覧下さい。⬇︎



おまけ 3 (キレンジャク・ヒレンジャク)


みなさまは、湘南地区西部〜西湘地区において「悪そうな顔の鳥」と呼ばれる野鳥が、本当に悪さを働いているのを ご存知でしょうか…?

昨年 2021年の春、世の中は「新型コロナウィルス」デルタ株と遭遇し、初の「緊急事態宣言」や「まん延防止等特別措置」の発令が検討されていた中、そいつらは日本に渡って来ました。※2

湘南地区西部の平塚市では、新型コロナウィルスの感染防止に配慮して、市が発注する公共事業をすべてストップさせましたが、その結果 市内の街路樹の剪定作業もされず枝葉は茂り放題、また 実をつけてしまう樹種さえあり、それが そいつらにとって「身を隠す場所は出来るは、格好の食べ物は確保されるは…」渡って来た場所が天国と化しました。


※2 以下の各写真は、すべて2022年4月初旬(今シーズン)に撮影したものです。

● その結果、郊外地区や山岳部に分散するハズの そいつらの群れが市街地に集中し、街路樹が植えられた沿線の歩道は そいつらのバードミサイル(ウ◯チ)で壊滅状態となったのでした…。

そいつらは、2種類の野鳥が混じった群れで行動し、異種間では相互交配することこそありませんが、ほぼ同じ習性から仲良くの同じ樹木に留まっていることが多く、遠目からでは その識別が難しい野鳥です。

● そいつらの名前は、直上4分割左側上下の「キレンジャク」と、同右側上下の「ヒレンジャク」で、豊富に実った街路樹の実を食べ、平塚市内をウン◯まみれにしたのでした…。

そして、平塚市役所には街路樹沿線の企業や、住民の方々から「あの人相 鳥相?の悪い あの鳥を何とかしろ!」との苦情が殺到し、地域的な社会問題の原因ともなった野鳥です。

● 直上の写真が「キレンジャク」で、尾羽の先端部が「黄色」で、一見「ヘンテコリン」で悪そうな顔をしております。


● 直上の写真が「ヒレンジャク」で、さらに上の「キレンジャク」とは ほぼ同じ時期に ほぼ同じ場所から渡って来ますが、こちらは尾羽の先端部が「紅色」なのが その特徴で「キレンジャク」との識別差となります。

● 「キレンジャク」の飛翔シーンですが、何十羽規模の群れで居ますので、一瞬を切り取る飛翔シーンも何回もチャンスがあります。(上部写真)

● 青空に翼を広げ、バードミサイルでの爆撃攻撃に向かいます!(下部写真)

● このフィールドでは「キレンジャク」に比べ「ヒレンジャク」の数が少なく、チャンスが少ない分 飛翔シーンが撮れずにおりましたが、代わりにバードミサイル発射(脱糞)シーンをブチ抜いてやりました!

「キレンジャク」この「ヒレンジャク」とも 

良く食べる分、頻繁にバードミサイルを発射します◯ンチをタレます。※3


※3 「キレンジャク」•「ヒレンジャク」とも、赤い実を食べれば赤いウ◯チを、黒い実を食べれば黒いウン◯を、緑の実を食べれば緑の◯ンチをするので、どの樹木の実を食べた犯人 犯鳥なのかが ある程度ですが、簡単な目視で特定出来ます。


● また、この鳥相?(容姿)の悪さから、あの(旧)大映の怪獣映画の「大怪獣ガメラ」シリーズで、悪役の「ギャオス」のモデルとなった鳥とされております。(4分割左上写真)

● ただ、映画の「ギャオス」は、カッチョよく口から超音波光線を発射しましたが、今回の「キレンジャク」•「ヒレンジャク」は、お尻からバードミサイルを発射します!(4分割左下写真)

● 人や野鳥を顔で判断してはいけませんが、見るからに悪そうな面構えです。(4分割右上写真)

● 一部のバードウォッチャーや、バードフォトグラファーの方から「黄ギャオちゃん」とか「赤ギャオちゃん」と呼ばれております。(4分割右下写真)


撮影場所 秦野市羽根池内「某 神社」境内・周辺 にて ※1


※1 バードウォッチングや野鳥撮影をされる方には有名なフィールドですが、周辺に駐車場(駐車スペース)がない上に、意外に近隣には民家も多いため交通量も多く、また周辺道路の幅員が狭いこともあるため、自家用車の利用は避けましょう。

小田急線の秦野駅北口より路線バスの利用が便利です。



おまけ 4 (センダイムシクイ)


最初は、時期的にも前回(5月)の記事で ご紹介しました「ウグイス?」と思いましたが、囀り(さえずり)がまったく異なっておりました。

群れではなく、単独かつがいで行動するにも関わらず、同じフィールド(現場)のあちこちで見つけることが出来ました。


● 最初は「ウグイス」?とばかり思ってしまい、あまり気合いを入れて撮影をしませんでした。(4分割左上写真)

● 普段は、常緑・落葉広葉樹の高木の高い位置で囀りしていることが多く、本来なら撮影し難い野鳥ですが、しばらく粘って待っていると低い位置に下りてくれました。(4分割左下写真)

● 「ウグイス」よりも淡い体色で、濃淡がはっきりとしている印象でした。(4分割右上写真)

● 繁殖期が近いのか?小枝に留まり盛んに鳴いておりました。(4分割左下写真)

● その名が示すように、枝から枝を渡って小型の昆虫や節足動物を見つけて捕食します。


撮影場所 横浜市泉区和泉町地内 「天王森泉公園」内 緑道、藤沢市打戻地内 「藤沢少年の森」内 自然散策路、厚木市七沢地内 「神奈川県七沢自然環境保全センター」自然観察園 内 にて



真紅のiPhone Supreme VI からの投稿