晴れくもり

本日、休日につき知人を訪ねて、横須賀市に来ているッ•••
せっかく、普段の仕事でもプライベートでもあまり訪れる機会の少ない横須賀に来たからには、是非ともここの名物など試してみたいッ☝!!
この街の代名詞、神奈川県で最も著名なB級グルメといえば、やはり「よこすか海軍カレー」であろうッ•••!?
しかし、取り上げておいて何だが、ここはカレーの街よこすかにはカレーライスを取扱う店が多く、この「よこすか海軍カレー」よりウマいカレーライスは、幾つかあるように思うッ•••。

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それは「よこすか海軍カレー」の基になったのはイギリスのカレーで本来、肉、タマネギ、ジャガイモ、ニンジンを使用したシチューを長期の船旅などで調理しようとすると、ソースに使用する乳製品などがいたんでしまうことから、乳製品などを使わない代わりに逆に解毒作用のあるとされるスパイスを使用したものであるッー。
つまり、イギリスや日本のカレーとは当時の船の航海に耐え得る保存食にむくものであったッ☝!!
だから、軍港で栄えた街=横須賀でカレー文化が華咲いたのであったッー。
しかし、第一次世界大戦下1908年に当時の海軍当局が発行した「海軍割烹術参考書」に採用したのが、このカレーライスのレシピなのであるッ☝!!

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つまり、「海軍カレー」とは、この「海軍割烹術参考書」のレシピを大きくハズすことは出来ず、それゆえどの店のどのメニューの「よこすか海軍カレー」も味に大きな変化がないッ☝!!
レシピに忠実に「よこすか海軍カレー」の名を守るためには、よりウマいカレーが作るための大幅な改良が出来ないからであるッ•••。
どうせ食べるなら「海軍割烹術参考書」に一番忠実に再現されているとの噂の「よこすか海軍カレー館」(魚藍亭)で「よこすか海軍カレー」一号店で、年間で40,000人もの利用がある店を選択してみたいッ☝!!
ここは横須賀どぶ板通り近くで、横須賀市緑ヶ丘地内に店を構えるッー。

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「魚藍亭」は、もともと天ぷら、刺身、寿司など魚料理を中心とした老舗であるが、その本店に接してこの「海軍カレー館」があるッ☝!!
さすがに「よこすか海軍カレー店」のパイオニアであるッー。
艦艇内を連想させる店内には、それらしい装飾が施されていて「よこすか海軍カレー」の雰囲気漂う店内といえるッー。

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この店のメニューの名前には、特徴的なものが多いッ•••。
今回注文したメニューは、その中から「水兵さん」という牛肉入りのカレーで、当時海軍のコックさんが作ったものとのことであるッ☝!!
ここで、ひとつ些細な疑問が残るッ•••
この「水兵さん」が ¥950- なのに対して、格上?のイメージのある「上等兵さん」が豚肉を使用したもので ¥850- だということであるッ•••⁇
さすがに「艦長さん」は、ロブスターを使用したもので¥1,600- と名前なりの仕様、価格であるッー。

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スパイシーなルウではあるが、予想したとおりごく一般的なカレーライスといえるッ•••。
普通に美味しい、一般的な市販品のレトルトカレーにもこんな味のものがあったようなッ•••⁉

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ルウの具材として目視で確認可能なものは、牛肉とタマネギのみであるッ•••
また、ルウの柔らかさは「よこすか海軍カレー」全般にいえることであるが、柔らかめの仕上がりであろうッ⁉

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付け合せの薬味は、ごく一般的な福神漬と小粒のらっきょであるッー。
ライスは、大きめの洋食用ライス計量カップを使用したものであるッ☝!!

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これも店ごと、メニューごとに若干の違いはあれど「よこすか海軍カレー」共通の特徴ではあるが、改めて味と香りがスパイシーであると認識出来たッ☝!!

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特筆するものはないが、それだけに飽きが来ないのかもしれず、現在でも日本国海軍の末裔、海上自衛隊の艦船の厨房では毎週金曜日の夕食には、この「よこすか海軍カレー」が作られ、隊員たちに振舞われているのであるッ☝!!

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この有名な神奈川県の名物である「よこすか海軍カレー」をここ第一号店で「海軍割烹術参考書」のレシピを忠実に再現したカレーライスを人生で一度はお試しいただきたいッ☝!!


真紅のiPhoneからの投稿