中学生時代のいじめと孤立は一つ前のブログで書いた通り、中1〜2年が最大のピークだった。



入学して1ヶ月くらい経った頃にあった海で潮干狩りの課外授業。



みんなそれぞれ友達同士で貝を取る中、いじめが始まり始めて避けられ孤立する私。


1人黙々と貝を掘る。(めっちゃ持ち帰ったw)




昼食はもちろん輪の中に入れるわけもなく、1人壁に向かって端の方へ。




部活は、バレーボール部。

いじめの主犯グループの1人が一緒でそこからあっという間に私を避けるよう広まる指示。



1人でポツンと練習したり、たまたまを装いながらわざとボールを当てられ、ニヤリとされたり。




休憩時間も1人で居るのは気まずかったので、ひたすら1人で壁に向かってボールを使い練習する。




その異変に気づいてくれたのが、2つ上の中3の先輩達だった。



凄く優しくて、1人の私に声を掛けてくれて『何かされてるんじゃないのかな?』と心配してくれた。



誰にでも優しい先輩だったけど、特に気にかけてくれて一緒に練習に付き合ってくれたり話をしてくれた。




でも、ある意味絶対的な存在の中3の先輩と仲良くしている姿を同級生、そして2年生は見逃さなかった。



なんでアイツだけ3年生と仲良くしてるの、むかつく



2年生の先輩まで部活中に、わざとボールを当てるいじめを始めてきた。



完全なる嫉妬だ。




目に余る無視や孤立に耐えかねた先輩は私を呼び出し、話を聞いてくれた。


そして部活全員を集めてそういう事は止めるように、と叱ってくれた。




表面上は謝罪した同級生、先輩に守られていることに少し不服そうな2年生。




部活中の孤立は確実に減った。



が、3年生の先輩が引退、卒業したらそれまでの鬱憤をぶつける様に2年の先輩からのボール当てのいじめがあった。



そして、部活中ではなく授業中、休み時間など、先生、先輩達の目に入らない所でのいじめがエスカレートした。



冬、教室のドアが開いていて寒いから閉めてほしいと、たまたまドアの近くにいた私がクラスメイトに言われ、確かに寒いし閉めようとごく普通にドアを閉めた。



その瞬間ものすごい勢いでドアが開いて、鬼の形相で私をいじめている1人が「閉めんじゃねえよ!!」と言って胸ぐらを掴み、黒板に私を叩きつけこめかみをグーで殴ってきた。



休み時間で教室にはパラパラと人はいて、その教室の1番前での突然の暴行に、それを見ていたクラスメイトは「えっ」と声を漏らし引いていた。



私はこめかみの痛みと共に、ドアを閉めただけで殴られる理由が分からず相手を睨み付けるので精一杯だった。



後から聞いた話によると、いじめグループが廊下と教室中を使って鬼ごっこをしていたらしい。


そこで走ってすぐ逃げられる様にと開けたままにしたドアを私が、自分の意思ではないのにも関わらずとにかくいじめてるウザイ存在の私が閉めたから、思いっきり殴ったと。




私の左こめかみには、20年近く経っても消えないアザがその出来事を物語っている。