昨日、ある人の誕生日をお祝いしました。 

日本橋で一緒にご飯を食べて、

何気ない時間を過ごしただけなのに、

 胸の奥がじんわり

温かくなる一日でした。 


その子と出会ったのは数年前。 

当時はまだ高校生で、 

環境を変えたい一心で、

九州から一人で東京に

出てきました。


 少しの間、同じ屋根の下で

過ごしたこともありましたが、 

その後は一人で暮らしをつくり、 

場所を変え、

環境を変え、 

自分の足で前へ

進み続けてきました。 


そして昨日、久しぶりに

会った彼女は、

 目の輝きも、

話し方も、

立ち姿も、 

まるで別人のように明るく、

しっかりとしていました。


 今は介護の仕事をしています。

 誰かのお風呂を手伝い、 

体をさすり、 

生活の一番近いところで

人を支える仕事です。 


人の体に触れる仕事というのは、 

ただの作業ではなく、 

信頼と優しさがなければ

できないことだと思います。 


【ありがとう】と言われると

なんでもできるんだーと

ニコニコして話をしてくれた

彼女を見て涙がでました。


かつては世の中に

怯えていたかもしれない

一人の若者が、 

今は誰かの生活を支える側にいる。 


その姿を目の前で見て、 

「人は何度でも変われるんだ」

と心から思いました。 


変わるというのは、

 突然劇的に起こるものではなくて、 

小さな行動を積み重ねた先に、 

いつの間にか表情や

空気が変わっている

ものなのかもしれません。 


昨日は、
そのことを目の前で

見せてもらった日でした。 


これからも、
そっと応援していきたいと思える人がいること。 


そのこと自体が、

とても幸せだなと感じています。