外へ出ると


沈丁花の香りが


ほんわりと漂ってきます。


これをかぐと、


春だなあ~って思うんですよ。



この香りには思い出があります。


小学校3年生の春、


はじめて、


そろばん教室へ行った日、


教室内から響き渡る


知らない子供達の


騒ぎ声にとまどい、


どうしても建物の中に入れず


1~2時間くらい、


入ろうか入るまいか、


自分と闘っていました。


その時、この沈丁花の香りが


ボクを包んでくれました。


沈丁花は、


春=そろばん塾


とまどい、


新しいことへの期待と不安を


連想させてくれます。



チョー子さんは、


子供の時、


なにげに折った


沈丁花の枝を


庭に刺していたら


いつの間に


それが根づいて


大きくなって、


立派な沈丁花の花が咲いたのを


思い出すそうです。


沈丁花ってたくましいんですねぇ~。



そんな事を2人で話しながら


散歩しました。