職場の人見てくれるかな?今夜は双極症「Shrink(シュリンク)」
私は精神疾患を取り上げたNHK土曜ドラマ「Shrink(シュリンク)一精神科医ヨワイー」を、職場のメンバーに共有している。
特に昨日金曜日は、私が罹患している精神疾患である「双極症」が取り上げられるので、ぜひ見て欲しいと強調した。
私が双極症と診断されたのは20年以上前、会社の診療所である。
初診ではっきり「躁うつ病」(当時の呼称)と診断されたため、昨今問題となる、オープン・クローズ就労問題(職場に対して精神疾患があることを、告げるか告げないか問題)とは無関係に、会社に知られることとなった。
だが実際に知り得ているのは、直属の上司及び人事担当に限られており、いわゆる一般社員には公開されていなかった。
昨年になり、社内の精神疾患当事者数が、ゆっくりだがジリジリと右肩上がりに増えていることを知った。
そして昨年末に社内で、お互いがどんな人物なのかA4用紙1枚でまとめ、その紙を納会場所の壁に貼り付け、共有しようと言う企画が持ち上がった。
他の人は、出身地や入社後の業務、趣味の話題など書いていたが、私は迷わず、こちらのイラストを選び、
激しい躁のある1型であることを広くオープンにした。
その理由は、右肩上がりの裏側で、実は、もっと精神疾患を抱える社員がいるのではないか。スティグマにより上司には風邪をひいたと嘘をつき秘密裏に精神科に通ったり、我慢をして働き本来の能力が発揮できない人がいるのではないか。と考えたからである。
だから、今回の番組情報を共有するにあたり、精神疾患を恥ずかしいとか、隠すべきだとか言う時代は終わった!と強く示した。
合わせて精神科と心療内科の診療分野の違いについて、またうつ病と双極症の違いについても付記した。
今日の放送で説明があるかどうかわからないが、双極症と自殺の関連について、もし放送の中で説明があったら、来週職場に共有しようと考えている。
本日、埼京線で人身事故が起きた。その影響で新幹線も止まった。
誤った転落か、自殺かはまだ詳細がわからないが、もしかしたら双極症…と考えてしまう。
放送開始まであと30分を切った。
楽しみだ。