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2回目の鑑賞「ディア・ファミリー」
映画「ディア・ファミリー」2回目の鑑賞をした。
上映開始後まもなく出てくる「あの……」の意味がよくわかった。
作品の流れとしては、まず導入部。そして時代を遡り中間部。最後に導入部の続きが示され、素晴らしいラストシーンだった。
夫唱婦随と言うと、差別だ男尊女卑だと理解されるかもしれないが、この作品は、夫唱婦随、時には婦唱夫随。
その極みが、予告編のこの言葉。
そして何よりも、揺るぎない家族愛が全編にわたり描かれており、あっと言う間の2時間だった。
とても質の高い作品で、より多くの人に観ていただきたい。
東京・田端の「CINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュプキ・タバタ)」
他のバリアフリーに対応した映画館で、いずれ後日に上映されるかもしれないが、障害があろうとも、上映開始後まもなく、ひとりで、あるいは友達や、同じスクリーンを見ている見ず知らずの人たちと、共に泣きたい共に笑いたいと言うことは、果たして贅沢な望みだろうか。