いじめに負けずに死ななくてよかった〜原発事故〜横浜いじめ事件 | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

NNNドキュメントで、

「僕は生きると決めたよ 原発避難いじめからの脱出」

というタイトルの番組が放送されていました。

 

先週の日曜日の深夜の放送された様ですが、

わたしは今日 BSで放送された再放送を録画しておいて

さっきチョロちゃんと一緒に観ました。

 

この番組では被害者のアキラ君が出演しインタビューを受け

この事件の事を話してくれていました。

 

被害者のアキラくんはいじめがきっかけで登校拒否をしていて

卒業式にも出席しなかったそうです。(今は中学二年生)

 

原発事故の被害者は電力会社からお金を貰っているのだから…

と、同級生を脅迫して150万円もの大金を盗んだ事件。

 

学校側はいじめも大金を脅迫していた事も知っていたのに、

アキラ君を助けてはくれませんでした。

 

教育委員会もアキラ君の気持ちを全く無視していたそうです。

 

それでアキラ君は横浜市長に手紙を書いて訴えたので、

市長が動いた事で教育委員会も急に態度を変えて、

対応することになったそうです。

 

アキラ君は(いじめをした同級生だけでなく)「先生大嫌い」

と、ノートに書いていました。

 

子どもを守るはずの学校が守ってくれない。

いじめを見て見ぬ振り。

ひどい話ですね! 

 

アキラ君の友達の中には震災で亡くなった人もいたので

命を大切にしようと思ったそうですが、死ななくて本当に

よかったです。

 

アキラ君のこの事件を知ったある小学校の5年生が、

全校に呼びかけてメッセージを募りそれを綴ったノートを

アキラ君に贈りました。

 

アキラ君は嬉しくて寝る前に毎日読んでいるそうです。

 

自分はアキラ君の味方だ、と色々な言葉で励ました小学生。

会った事もないアキラ君の為に書かれたメッセージ。

 

アキラ君はこの小学校を訪ねて交流する様子もありました。

 

いじめを受けた時、親にも言わずに自分の命を落とす人が

何人もいます。

 

親に心配をさせたくない。とか迷惑をかけたくない。

といった誤解がある様ですが、そんなことはないから、

親に話して!と言いたいです。

 

アキラ君の事をわたしは実際に知っているわけではないけれど

アキラ君が死なないでいてくれてよかった。と思うのは、

わたしだけが思ったことではありません。

 

アキラ君から大金を盗んだ子どもが悪い。

原発事故の被害者を菌とか嫌厭すべき対象とみなし、

心無い言葉をかけたり暴力を振るったりする事は恥ずべき事。

 

事件が発覚してからいじめの事実も、大金を盗んだ事も

明らかなのに、加害者側の親で「もう連絡してこないで」と、

あり得ない発言をした人がいたそうです。

 

この親にしてこの子あり

 

正にそのものですね。

あまりの酷さに言葉がありません。

 

我が子の起こした事件を無視して被害者に連絡してくるな。

などと、どの口が言えるのでしょう!

 

いじめはする方が悪い。

 

いじめられる方にも原因がある。

という言い訳は通りません。

 

この事件はアキラ君が死なずに言ってくれたから明らかに

なりました。

 

今、どこかでいじめに遭って学校に行けない人。

 

学校には行っているけれど誰にも言えずに苦しんでいる人、

先ず、親に言ってください。

 

殆どの親は子どもを守る為に必死になってくれるでしょう。

 

いじめられている事は恥ずかしい事じゃないと知って下さい。

 

 

 

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