病院に着いてソッコー陣痛室にて、子宮口7cm大
痛いながら「よっしゃぁぁぁ」と思う
電話で応対してくれてた助産師サンに「よく頑張ったねと誉められる」
よく本とかに背中さすってもらったり、お尻をテニスボールで押してもらうと楽だったとか見たけど…
完全にその時期は過ぎていた
たぶん家での陣痛の時に必要だったコトかも。
旦那サン枕元でオロオロ…「パンたべる?」「ジュース飲む?」とか聞いてくれるけど、全然耳に入ってこない…
「要らん」一喝する
先生登場。
チョロの顔見るなり「もう生まれる顔してるな」と言う。
もう生まれる顔って何やねんとか思いつつ「早く生まれて」と思う
ちょっぴり陣痛の波がひきかけたらしいので、助産師サンが刺激したら強烈な痛みが
「ぎゃぁぁ~」って叫んだら、「叫んでも赤ちゃん生まれないよ!苦しいだけ」と怒られる
今思えば、ソフロロジーなんてどこへやら
自分の痛みのコトしか頭になかった
いつの間にやら外に出てた旦那サン。
「あと、1時間30分くらいで生まれるってさ!」
えっ…
何でそんな重要なコト、旦那サンのが先に知ってるのだとイラつくが、先が見えて嬉しくなる
てか、この感じじゃ立ち合い誰も間に合わなさそう
旦那サンは立ち合い拒否してたから、1人で生むのか~ってぼんやり思う
痛みで朦朧としている間に分娩室へベッドごと運ばれる。
「いよいよ赤ちゃんに会える」より「もうすぐ終わる」って気持ちだけだった
分娩室に助産師サンがいっぱい居た後で聞いたら5人も居たらしい。
19日の出産は2人で、1人はすでに出産済み。9時前だったので夜勤との交代の人で人数が最大だったと考えられる。
5人がかりでの出産始まる。
結局、誰も間に合わず最終的に旦那サンでもいいから立ち合って欲しいと助産師サンに言ったが、分からないまま1人で頑張る
痛いだけで、いきみ感、いきみ方が分からない
力だけが入り、大声が出る。
酸素マスク付けられる。
その後もがむしゃらにいきむが、進まない。
「ここに出す感じでいきんで~」と子宮に手を入れられたけど、「ここってドコやねん」と、次第に怒りが込み上げてくる
実際、言ってたみたい
「痛い!」と叫びしかあげられず、いっこうに進まない。もうイヤだ!と思う
「いくら叫んでも生まれないよ!生まれてくるならいくらでも叫んだらいいけど、赤ちゃん苦しいだけやから!」と怒られ、我に返って大きく息を吸っては吐いて赤ちゃんの為に頑張る
「ご主人!」と旦那サン呼ばれる。
「えっ」
振り返ると旦那サンがこぢんまりと椅子に座っていた
「…いつから居たの?」
「…最初から。」
助産師サン達、爆笑
つづく。